twitter小説 その444

●おおごえ(大声) 何だあ、あの声は。合図じゃないよな。獣のにしてもでかすぎるし。うーん。 念のためだ、この辺りを調査しとこ。面倒なことに巻き込まれたくないし。 それにしても外は騒がしいようだ。参ったな、こちらに飛び火し …

瞳の先にあるもの 第25話

 人型をした何かが現れ人々が襲われるという、前代未聞の事件が発生したノアゼニア。王都を敵の手から取り返した矢先でのことだった。  人の形はしているが、肌は青く浮き出る血管は紫色。遺体独特の腐敗臭がし、腕や足が千切れていて …

twitter小説 その443

●おおくら(大蔵) まったく、どういう守りをしていたのだ。大事な貢物が入っていたというのに。 まずい、まずいぞ。期限は数ヵ月後だ。今旅立たないと間に合わなくなる。 誰かいないかっ。早急に不届き者を捕らえ尋問するのだ、急ぐ …

twitter小説 その442

●おおく(多く) あっれー、おかしいな。入らないし。しょうがない、何を置いていこうかな。 あ~、困った。書籍は置いていきたくないんだけど、しょうがない。えっと。 そうだ、まとめたノートがあったからそれでいいや。あとは、着 …

瞳の先にあるもの 第24話

 アマンダたちが弓兵軍と合流するために離脱した後、  「おやー、君は行かないのかい」  「魔法使えるやつがいたほーが便利だろ」  「あー、助かるよー」  と、まるで知っているかのような口ぶりで話すギルバート。情報屋は思わ …

twitter小説 その441

●おおかわ(大川、大鼓、大革) 大きな川だな。こりゃ渡河するのは不可能に近いぜ、弓でやられちまうだろ。 にしても、何だってここをバックに陣を張ったんだ。目的の場所は遠いのに。 んま、オレが気にすることじゃねえか。お偉いさ …

twitter小説 その440

●オーガニック ぶっちゃけさ、そう呼ばれるけど昔ながらの育てかたってことなんだよね。 こればかりは経験しないとわからないことだけど、すごく大変でさ。虫とか。 でも、共生してるのもあるから、全てを薬剤でっていうのもどうかと …

瞳の先にあるもの 第23話

 国王の護衛と負傷者介護のため、近衛兵は引き続き離宮の森に待機することになった。ヘイノはアマンダたちと合流し森沿いへと馬を進め、街道へと急ぐ。  「あの姉ちゃん、てっきり来ると思ったんだがよ」  「彼女を初め、魔法師たち …

twitter小説 その439

●おおがた(大型、大形) でっけ、何だこりゃ。悪夢であると願いたいね、どうなってるんだこの世界。 体が縮んじゃいましたあ、とかでもないだろ。だったら人為的なことだな。 はあ、またあの男かもしれない。とにかく局に連絡をして …

twitter小説 その438

●オーガ そんな馬鹿な話があるか。機械が勝手に動き出すわけないだろうが。ったく。 上層部は何考えてんだかね。隠ぺいしたがってるみたいじゃないか。ん。 待てよ、そういうことか、もしかして。弱ったな、調べてみたいんだけど。 …