ドラゴンクエスト8 竜の軌跡 第19話

 紙上での視覚と何より地元人の案内が功を制し、ミーティア姫を買い取った女盗賊、ゲルダの元にすんなりとやってこれた一行。  とはいうものの、あくまで足の話であって、精神的には一部を除き後ろむき。  「はあ。出来ることなら二 …

ドラゴンクエスト8 竜の軌跡 第18話

 ヤンガスに案内を頼み、酒場までやってくる一行。ここ一番の大きな両開きの扉をあけると、この町では浮くだろう美しい馬がひく馬車があった。  エイトはミーティア姫に近づき、たてがみをなでる。問題がないことを確認すると、むかっ …

ドラゴンクエスト8 竜の軌跡 第17話

 パヴァン王のもてなしを受けたエイトたちは、久しぶりに豪華な食事とお酒を口にし、英気を養う。  その後、アスカンタにはドルマゲスが立ちよった形跡がないことがわかった一行は、情報を求めて旅立つことに。  「ふう~、食った食 …

ドラゴンクエスト8 竜の軌跡 第16話

 光がやむと、一行の前には見知らぬ場所が開けていた。  「これ、現実? 私たち、夢を見ているの?」  何だか絵本みたいな感じで、すごい、わ、とゼシカ。  一方、まばたきしかできないエイトとヤンガス。対して、ククールは、 …

ドラゴンクエスト8 竜の軌跡 第15話

 チーズの原料を手にいれたエイトたちは、アスカンタ王の真相を探るべく、夜になるのを宿で待つ。そして、アスカンタが更なる闇に包まれると、気のせいか誰かのすすり泣く声が聞こえてくる。  幻聴だと思いたいリーダーだが、城に近づ …

ドラゴンクエスト8 竜の軌跡 第14話

 太陽が完全に姿を現すと、一行は軽い朝食とった後シスターにお礼を伝え、周辺で情報収集を行うことに。  「なあエイトよ。お前は確か親も兄弟もおらんと言っておったな」  「ええ」  馬車を整備している家臣に声をかけるトロデ王 …

東京異界録 第2章 第10録

 恐怖騒動がひと段落すると、私とユキは自宅に戻り、如月君はそのままカグナさんと話をした模様。  その最中で、私の力を高めるために、この辺りの怨鬼を、彼と一緒に退治して回ることになった。念のために、カーラ君やカヌス君も同行 …

ドラゴンクエスト8 竜の軌跡 第13話

 マルチェロの命令で事実上追放を命じられたククールは、怒りや他の感情がまざったような表情をしながら部屋を退出。その後を、トロデ王は、わざとらしいほどに、  「姫と一緒に、馬車で待っとるからな~」  と、手を振りながら追っ …

ドラゴンクエスト8 竜の軌跡 第12話

 エイトたちが聖堂騎士団のひとり、ククールの助けを借りて修道院の牢獄から脱出した直後。修道院から火の手が上がっていることに気づく。  「橋が、修道院が燃えている。なぜ」  は、と、彼は、あることに気づく。  「バカな。さ …

東京異界録 第2章 第8録

 赤土(あかつち)、もとい、須藤君と和解した、と言うべきなのかしら。まあ喧嘩を売られなくなったのは間違いないので、そういうことにしておこう。  気がかりなのは彼が抱えている問題で、命に関わることだから何とかしてあげたい気 …