twitter小説 その４５３
●おおだち（大裁ち、大太刀） 本当に助かるわ。これで彼に贈ることができるもの。喜んでくれるかしら。 皆には助けてもらってばかりだから、少しでも返せればいいんだけど。ふふ。 でも、彼はお洒落だからなあ。ま、気に入らなかった …
twitter小説 その４５２
●オーダー 困ったものだ。まあ、だから成功しないんだろうけど。え、どういうことって。 簡単だよ。確かに順番はある、だが、実力主義なところもあるってことだ。 目上を敬う気持ちは忘れていない。だが、相手によるってことだよ。そ …
瞳の先にあるもの 第２９話
どんちゃん騒ぎが夕方まで続き寝床の確保をしている最中、コラレダ傭兵たちが全員アンブロー側につくとヘイノに伝わる。話を持ってきたのは現在全体統括をしているギルバートである。 「ありがたい話だが。反対はなかったのかね」 …
twitter小説 その４５１
●オーソライズ どうやらこのカードはお使いになれないようです。ところで、お客様。 当店にようこそお越しくださいました。お待ちしておりましておりましたよ。 そのカードは追跡できるようになっておりましてね。おわかりでしょうか …
twitter小説 その４５０
●大掃除（おおそうじ） 年がら年中はさすがに出来ないけど、数ヶ月に一回ぐらいはこうしないとね。 じゃないと隅っこのほうに埃がたまっちまうんだよ。ほら、こういう塊さ。 子供の健康を考えるとこのぐらいはね。そうそう、不思議な …
瞳の先にあるもの 第２８話
闇に紛れて動く暗殺者ですら制限される視界の中、日戦同様の動きで一行を翻弄するニコデムズ。 「人様を足蹴にするたぁ教育なってねえな。思い知らせてやる」 「うわ。ダッサいセリフ」 こめかみに青筋を立てながら、ニコデム …
twitter小説 その４４９
●オーストラリアンフットボール へえ、ラグビーとは違うんだ。アメリカンフットボールとも違うよね。うん。 名前から勝手に想像したんだけど。頭についてるぐらいだからさ。ね。 まあ、細かいことは今回いいよ。今はフットボールの概 …
twitter小説 その４４８
●永遠（えいえん） 同じ時間でも、体感が違うから長くも短くも感じる。それが人の感覚だ。 我々とは違うから仕方がないんだが。またかお前は。性懲りもない奴だな。 お前とあの子は違うんだからな。いい加減に諦めたらどうだ。もう大 …
瞳の先にあるもの 第２７話
情報屋からもたらされた情報を、ヘイノは全体に共有すると、各人の判断で時間を過ごすことになった。日のあるうちなら、結界内にゾンビがやって来ることはないという。 なお、当の将軍は、サイヤの元で腕を治療している。 「あ～ …
twitter小説 その４４７
●おおしも（大霜） ありゃりゃりゃ、これは寒いわけだよ。一面真っ白になってるじゃんよ。 すべらないように気をつけないとね。それこそシャレにならないしさ。もう。 人間がコケるならともかく、馬はまずいよね。大丈夫だと思うんだ …