●オーガ
そんな馬鹿な話があるか。機械が勝手に動き出すわけないだろうが。ったく。
上層部は何考えてんだかね。隠ぺいしたがってるみたいじゃないか。ん。
待てよ、そういうことか、もしかして。弱ったな、調べてみたいんだけど。
こういうときはプロに頼むか。あ、もしもーし。ちょいと話があるんだけどさ。

●オーガ
それにしても世の中いろんな道具があるよね。神話のことを調べてたのに。
いかんいかん、ついつい見てしまった。早くまとめないといけないのにな。
んま、切羽詰まってるときなんてそんなモンだよね。締め切りあっても、ね。
何で起きるんだろうね。やっぱり現実逃避からかな。何となくだけどね。

●オオカズナギ(大加須那儀)
食べ、られないのかなこの魚は。ドジョウの薄いバージョンみたいだねえ。
まあいいや。春によく見られる幼魚らしいんだけど。詳しいことは知らない。
本当は海にいるらしいんだけど。まあ、食べ物じゃないから放っておくよ。
何言ってんの。食事は大事だって。食べれなくなったらマジでしんどいから。

●オーガズム
バーカ。それは論文だから楽しくもなんともないと思うぞ。しょうがないな。
悪いけど、ここにはエロ本なんてないぞ。心理学方面の勉強なんだから。
そうじゃなくて、純粋な研究なんだってば。そういう分野なの、わかったか。
ま、まあ、気持ちはわかる。俺も初めは興味本位だったし。今は違うけどな。

●おおかぜ(大風)
冗談じゃないって。どれだけ無尽蔵な魔力を持ってるんだ、あのチビ助は。
まずいな。制御できてるなら問題ないけど、年齢的にそうじゃないだろうし。
誰かいないか。悪いが様子を見てきてくれないか。たぶん何かあったんだ。
普段大人しいあの子が暴走させてしまったんだ。よほどのことだろうからな。

437へ twitter 小説一覧へ 439へ

作品一覧へ

電子書籍一覧へ

コメントする

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください