ドラゴンクエスト8 竜の軌跡 第3話
水晶玉を手にいれトラペッタに戻ってきたエイトたち。トロデが滝の主の情報に憤慨しているのを横目に、持ち主に戻すべく町へと入っていく。 ルイネロは酒場であったときとは打って変わった表情で、ふたりを待っていた。椅子に深く腰 …
水晶玉を手にいれトラペッタに戻ってきたエイトたち。トロデが滝の主の情報に憤慨しているのを横目に、持ち主に戻すべく町へと入っていく。 ルイネロは酒場であったときとは打って変わった表情で、ふたりを待っていた。椅子に深く腰 …
喧嘩を売られた奴とは違う人間たちとのドンパチになり、いつの間にか物の怪と戦うことになるとはな。いったいどんな流れでこうなるんだか。 まあ事前に持っていた装備で、アタシもユキも武装はしているが、正直、不安が多く占めてい …
真剣なまなざしで、見ず知らずのトロデたちを見つめる少女。呼吸を整えたあとに、 「実は、あなた方にお願いがしたいことがありまして参りました」 と伝えた。 ヤンガスとトロデは顔を見合わせたあと、まばたきをし、少女に向 …
赤土と勝負しにやってきたハズが、なぜか竜間とその取り巻きと喧嘩するハメになったアタシたち。前者に関しては事前に取り付けられていたからともかく、後者は完全な邪魔者で、アタシたちのことが鼻につくらしい。 奴はいつも隙を狙 …
ある声で目が覚めた私。どうやら眠っていたようだ。 「ねーちゃんってば。ご飯できたよ」 「ん、今いく」 昼間から戦ったせいで疲れたのかもしれない。まあ、顔を洗えば意識がはっきりするだろう。 「レオンにお供えしとい …
ふと目を覚ますと、白い頭が四つに猫っぽい顔にサルっぽい顔、その他、いろいろな動物のりんかくが目にはいった。数秒後だろうか、なにやら嬉しそうにしているような奇声が聞こえてくる。 「サクヤ、大丈夫っちか」 「えー、あー …
自宅のドアを開けて見えた、リビングに立っている謎の大男。あの黒ずくめはいったい何なのだろうか。 「どうしたんだ」 「だ、誰かが中にいる」 条件反射のように行動した鳴兄は、私を押しのけ扉を開ける。乱暴に扱われた扉は …
「モグリン、落ち着くっちよ」 ピクルが跳ねながら間にはいってくれるが、いつの間にきていた同じ姿のモグラが、彼らの頭一個分ぐらい大きい同種を抑えにかかっているほうが説得力があった。暴力をふるった張本人は、完全に頭が沸騰 …
一度家に戻ることになった私と弟のユキは、店で妖怪たちと別れたあと、近くにある自宅へとむかう。 徒歩十分ぐらいにあるその場所は、外観もキレイで、周りにコンビニやスーパーがあるため住みやすい。 エントランスに入ってセキ …
最後の大陸である、夏の大陸。止まっている季節の名を借りてそう呼ぶとして、スノーマンにとってもっとも過酷な場所といえるだろう。 「これは思った以上に寒いっちね。着こんでよかったっちよ」 こちとらTシャツにハーフパンツ …