●オーストラリアンフットボール
へえ、ラグビーとは違うんだ。アメリカンフットボールとも違うよね。うん。
名前から勝手に想像したんだけど。頭についてるぐらいだからさ。ね。
まあ、細かいことは今回いいよ。今はフットボールの概要についてだから。
世界中にある競技のひとつでしょ。他のも調べなくちゃならないんだからさあ。

●オーストロアジア語族
この地域一帯で話されてる言葉だから覚えたほうがいいぞ。聞いてないのか。
ただ潜伏するだけじゃなく、住民として振舞うことになったんだよ。あれ。
そういえばお前は話せないんだよな。弱ったな、仕方がないこうしよう。
お前は耳が不自由と言うことにしておこう。戻れないし、そうするしかないな。

●オーストロネシア語族
さらに細かいことを言うとあちら方面とは言葉も違うんだ。大くくりなだけ。
さあ、地理的な問題じゃないのか。そこまで詳しくは聞いてないから知らん。
学者じゃないからな。俺たちにそんな知識は必要ないだろ。そんなことより。
今日を生き残る知恵のほうが大事だ。小細工は不用、生きるか死ぬかだ。

●オーストロネシア祖語
今までの研究から以上のことが考えられる。各自準備を怠らないように。
まったく、最悪だな。彼らとはいい関係が築けると思ったのに。困ったな。
もちろん私は希望を捨てていない。これは明らかにあの国の策略だからね。
かといって部下を見殺しにも出来ん。さて、どうにかして説得したいものだな。

●大隅(おおすみ)
ふん、やっぱりお前だったか。こんな古語オンパレードの手紙だからよお。
オレに教養がなかったらどうしてたんだろーな。まあいいけど。んで、何だ。
こんな鄙びた場所にオレは似合わないのはわかってるだろ。ああ、そうか。
性格は合ってるな。さすがは元相棒、話が早くてわかりやすいったらないね。

448へ twitter 小説一覧へ 450へ

作品一覧へ

電子書籍一覧へ

コメントする

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください