※この記事は、以前noteで掲載していた記事を転載しています。その為、日付も当時と合わせています※

こんばんは~!
類似語の違いを調べる際、対義語や語源も調べるようになった望月です。
意味合いが似てるのが多くて、調べていくうちにこうなりました(笑)

普段の会話もそうなんですが、ビジネスで使う言葉とかも知っておいたほうがいいですからね。
特に文面の場合は。。

あとは単に教養の一部としてですか。

基本伝われば問題ないですが、そこは作家ですんでねw
こだわるところはこだわります、ハイ。

ということで!
今回の違いシリーズは「承認」と「承諾」です。

いつもより長めになりますが、ご容赦を。

「承認」とは

出てきた数に、ぎゃあ、と悲鳴をあげる日がくるとは思いもしませんでw
相変わらず、goo辞書先生は優秀でございます。。

[名](スル)
1 そのことが正当または事実であると認めること。「相手の所有権を――する」

2 よしとして、認め許すこと。聞き入れること。「知事の――を得て認可される」

3 国家・政府・交戦団体などの国際法上の地位を認めること。「国連に――された国」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%89%BF%E8%AA%8D/#jn-109666

下の立場の人間が要求や提案などをし、上の立場にいる人間が許可する事を、承認といいます。
主に公的機関や個人がその立場で認める場合に使われます。

「承諾」とは

[名](スル)《古くは「じょうだく」》相手の意見・希望・要求などを聞いて、受け入れること。「上司の――を得る」「依頼を――する」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%89%BF%E8%AB%BE/#jn-109299

対等な立場の人間からの要求や意見などをし、合意を得る事を承諾といいます。

類語に「受諾」があります。

[名](スル)相手からの提案・申し入れなどを受け入れること。「降伏勧告を――する」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8F%97%E8%AB%BE/#jn-105676

承認に近いですが、受諾はある種の圧力による要求を受け入れる場合に使われます。

動詞になりますが、意味合いが似ているので記載ます。

[動ラ下一][文]うけい・る[ラ下二]
1 受けて入れる。「水を器に――・れる」

2 人や物を迎え入れたり、引き取ったりする。「留学生を――・れる」「海外の文化を――・れる」

3 人の意見や要求などを認める。「主張を――・れる」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8F%97%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B/#jn-18272

言葉をはじめ、表情や仕草などを含めた広い範囲での要求に対して引き受ける場合に使われます。

[動カ下一][文]うけつ・く[カ下二]
1 申し込みや依頼などに応じて処理をする。「申請を――・ける」

2 相手の言い分や願いなどを聞き入れる。「友人の忠告を――・けない」

3 ある動作・作用に対応して受け入れる。「胃が食物を――・けない」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8F%97%E4%BB%98%E3%81%91%E3%82%8B/#jn-18322

相手の要望や依頼などに応じたり、受け入れたりすることを受け付けるといいます。
受け付けるは「~ない」という否定形でもよく使われています。

[動カ下一][文]ききとど・く[カ下二]
1 要求や願いなどを聞いて承知する。聞き入れる。「要請がようやく――・けられた」

2 注意して聞き確かめる。

「――・けてみづからがそれよと声をかくるまで」〈浄・国性爺〉

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%81%9E%E5%B1%8A%E3%81%91%E3%82%8B/#jn-50934

聞く側が話を積極的に聞いたり受けたりする場合に使われ、受身形で使用されることが多くあります。

1 人の要求や願いなどを聞いて、承知する。「申し出を――・れる」「忠告を――・れる」

2 身を入れて聞く。耳を傾ける。

「いかなる大事あれども、人の言ふ事――・れず」〈徒然・六〇〉

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%81%9E%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B/#jn-50848

聞く側に向かっての要求などに対し、聞いたり、受け入れたりする場合に使われます。

まとめ

●名詞版
・「承認」は、上の立場の者、あるいは公的な立場で認める場合に使われる
・「承諾」は、同等の立場の者の要求などを認めて引き受ける場合に使われる
・「受諾」は、圧力を伴った相手の要求を受ける場合に使われる

●動詞版
・「受け入れる」は、言動や仕草といった、広い範囲での要求を受ける場合に使われる
・「受け付ける」は、申込や依頼、ある動作や作用などに対して受け入れる場合に使われる
・「聞き届ける」は、聞く側が積極的に相手の要望を聞いたり受ける場合に使われる
・「聞き入れる」は、聞く側が相手の要望に耳を傾けたり、受けたりする場合に使われる。

全体を通すと、使い分ける際は立場や受ける場合の状況、要望側の動きなどを見定めると、伝わりやすくなると思います。

お役に立てればうれしいです^^

ではでは~♪

☆★あなたの人生に夢と希望がありますように★☆

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