Twitter小説 その408

●雲霧(うんむ、くもきり)
怪しい雲行きになったと思ったらいきなり霧か。どう考えても誰かの仕業。
我々を進ませたくないのだろう。逆に言えば、それだけ核心に迫っている、と。
まったく困ったものだな。こちとら時間の都合もあるというのに、はあ。
仕方がない、応戦するとしよう。まずは正体を掴め、その後に捕らえるんだ。

●運命
このまま行けばどうなると思う。男は私の首筋に剣を突きつけたまま言った。
子供にはわからなかったけど、あのときの問いは私の人生を好転させた。
今では感謝してる。遠くの地にいるから会えないけれど。元気だろうか。
あのまま行けば、私は殺されていた。口封じのためだけに人生が終わっただろう。

●運命
まったく、何でこんな安い料金で働かなきゃならんのか。この無礼者共め。
自分に置き換えればすぐわかるだろうに。まあ、金など我には必要ないが。
力を貸す気にもなれん。むしろ二度と来ないように悪戯してやろうか。
お、あの娘は心があるな。しかも自らの命に責任を持っている。よし、力を貸そう。

●運命論
はん。結局はてめーのイイヨウにしたいだけだろ。ええ、キョウソ様よ。
馬鹿馬鹿しい。そんなエセ演説に騙されるかってんだ。くだらないよ。
思考を奪って洗脳、っていう手順はいいとしてさ。こんな香りを使ってんなら。
風を使役するオレの敵じゃないってことだ。ってなわけで、とっ捕まってくれよ。

●運輸(うんゆ、うんしゅ)
これで全員揃ったな。では、出発だ。素晴らしい旅にいってらっしゃい。
まあ、素晴らしい旅になるかどうかは本人次第だけど。あれ、聞いてないの。
あれは豪華客船で繰り広げられるカジノみたいなものよ。賭けっていうか。
命はかける必要あるでしょうね。与えられた武器で戦わなきゃいけないから。

 

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