Twitter小説 その406

●運動会
はあ、かったるいなあ。運動音痴には無縁な行事にして欲しいんだけど。ま。
今の私じゃしょうがないか。もう少し時間がたてば変身も解けるから我慢ね。
ふう、ようやく動きやすくなった。あとは、さっきの身代わりを置いてっと。
んーじゃ、参加してきますかね。目指すは一位、優勝いただくんだから。

●運動器
これはこれは、一体誰の仕業なのか。人を実験材料にしか見ていないようだな。
あの奇妙な動きはこれが正体だ。関節が普通の骨じゃなくて、これだったんだ。
そりゃこのギアだったらどこからでも攻撃できるはずさ。大変だったろ。
ま、バラしたおかげで面白いのが見れた。お前も違う意味で面白いだろ。

●運動器官
これを身につければ筋力が最大限に引き出される。か弱い女性でも大男並だ。
だからってこればかりに頼るなよ。おまえ自身が強くならなければ意味がない。
まずは体を作ること、そして技を磨くこと。これに尽きるからな。それじゃ。
ったく。妙な図案を持ってきたと思ったらこういうことだったんだな。

●運動場
ここが終焉の場だ。命じゃなくって役者としてのだよ。怖いこと言うなって。
そう、この一番で引退するつもりだ。たっぷり稼がせてもらったし、な。
今は他にやりたいことを見つけたんだ。だから役者をやっている場合じゃない。
少しでも傍にいてやりたいからな。今までついてきてくれた妻のために。

●運動場
随分と開けた場所だけど。ははあ、ここが通称、運動場なワケか。なるほど。
確かに運動になるわね。こんだけ広けりゃあどこまでも逃げられる。さて。
得物か捕獲か、あんたはどっち派。私はもちろん捕獲派だけどね。ふふ。
腕がなるわ。この中で繰り広げられる死闘のことを考えると、ね。楽しみだわ。

 

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