Twitter小説 その404

●運転手
ふふ、そういうことですよ。従者の格好をしているからわからないでしょう。
そうすることで要人の情報を聞きだすことが容易でしてね。変装もお手の物。
そうだ、今度乗り心地について教えてもらえませんか。参考にしたいので。
いいサービスを提供すれば私の名も知れます。そこにつけこむんですよ。

●運転手
念願かなった職業だったが。まさか失明するなんてな。ショックすぎたんだ。
今より若かったし、そのために頑張ってきたからなおのことだったんだよ。
何でこんな目に遭わなきゃならないのか、ってね。あの時は本当に辛かった。
でも、今はラッキーさ。目に頼らない生活で殺しの精度が上がったからな。

●運転免許
まあ、そんなモンいくらでも創れるからな。人間じゃねえし、必要ないだろ。
もちろん人間には創らねえよ。それこそ面倒なことになるからな。オレら用だ。
それに、同化しちまえば思いの通りに動かせるからよ。形だけありゃいいんだ。
ほら、とっとと乗れって。追いつかれちまうだろうが。早く行くぞ。

●運転免許
まったくもう。どこに行っちゃったかな。このままじゃ罰金運転になるし。
あ、あった。はあ、よかった。減点まではいかないらしいけど、やっぱりね。
調べてみたらちゃんと法律に書いてあるみたいだから、気をつけないと。
ありゃ、今度は財布がどっかいっちゃった。あれ~、どこに置いたんだろう。

●運転免許証
これも昔はカードだったらしいな。今は指紋認証になるけど。楽だよなあ。
んま、機械が壊れたら一巻の終わりなんだろーけどね。個人情報もクソもない。
それにしても本当に何も持たなくてもいいのはいいよなあ。タブレットぐらい。
財布も鍵も今や自動認識。これなら管理するものも少なくてすむよな。

 

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