Twitter小説 その398

●うわべ(上辺)
ふうん。この現象は氷山の一角であり、城の中はもっと悲惨なことに、ね。
容易く想像できるさ。こんだけ邪悪な気がプンプンしてりゃあ誰だって、さ。
さて、姫君はどちらに。あのお転婆嬢のこと、騎士たちの先導しているだろ。
まったく世話の焼ける。さあ、助けに行くぞ。あれでも唯一の王族だしな。

●運
志ひとつで全てが変わる、か。確かにそういかもしれないな。いや、そうだ。
お前を見てればわかる。誰もが諦めていた道を進んだお前は、立派に果たした。
しかも生きて帰ってきたんだ。大いなる希望だ、ようやく皆が勇気を取り戻した。
感謝しているぞ。だから少し休め、万全になったら、また来い。

●運
このままでは貴殿は転落の一路をたどるが。いかがなされるか。そうだろう。
愚かなことだ。愚者に従って全てを失いたいのならそうするといい。では。
これでいい。奴は保身のために主のところへと赴くはずだ。そこで捕らえよ。
始末は全てが終わってからでよい。あの馬鹿男はまだまだ使えるからな。

●運
いったいこいつは何なんだろうな。ただの機械の部品にしか見えないが。
運ぶだけであんな高額な金を支払うんだ。ヤバいものだとは思うけどよ。
こちとら生活がかかってるから四の五も言ってられねえ。家族がいるんだからな。
待ってろ。この仕事が終わったら、家族で逃げられるように手配するからな。

●運
やりつくした後に運に任せるのは正解だ。どうすることもできないからな。
ただ、怠けた者がいうのはいただけない。そういうのは虫唾が走るんだよ。
ふふ。こちら側のことを考えればわかろうものだが。それが人間だろうね。
面白いんだよ人間は。幸福も不幸も送ってるのに、捉えかたが違うのだからね。

 

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