Twitter小説 その380

うらうち(裏打ち)
もはやこれまでだな。やはり隠し通せるものでもないか。どうするか。
よし、ここに助言を加えておこう。彼なら見つけてくれるはずだ。さてっと。
これで思い残すことはない。出来ればこの生活を続けたかったぐらいだな。
では行くか。俺は筆ではなく刀のほうがしっくりくるのだから。さて、相手は。

●裏街道(うらかいどう)
この世界に身をやつしている以上、そう見られても仕方がない、か。
もはや人間としても扱ってくれないようだな。男とか女とか以前に、な。
強きものが生き、弱きは死ぬ。それがこの世界での掟。それが証しとなる。
命あるものだけがここから抜け出せるチャンスを得られる。さて、次は誰を葬るか。

●裏街道(うらかいどう)
こんなところに通りがあるなんて。地元の人間すら知らないだろうな。
それにしても驚いた。たった一日で本当にやってくるなんて。何をしたんだか。
まあいいか。約束どおり、君はやり遂げてくれたからな。それにしても。
その腕はもっといい雇い主を探すべきじゃないのかね。例えば私とか、ね。ふふ。

●うらかぜ(浦風)
傷に染みるな、仕方がないか。ここに身を隠しておいたほうがいいからな。
それにしてもしつこい連中だな。ったくもう、いい加減諦めて帰れってんだよ。
「そういうわけにもいかないから、血眼になって探してるんだろうが」
うわっ、脅かすなよ。迎えに来るなら来るって、言ってくれって言ってるだろ。

●うらぎり(裏切り)
やってくれたな、まさか彼女にフラれるとはね。おかしくてたまらないよ。
殿は私がやろう。私の人選ミスだ、お前たちは逃げてこの事を将軍に伝えろ。
ほお、お前自身が来たのか。ちょうどいい、その首、貰い受けるとしよう。
「お待ちください。私が敵軍を引きつけますから、裏から叩いて下さい」

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