Twitter小説 その378

●うら(浦)
何とまあ、キレイな形でありますこと。ほら見て、これ。もちが膨らんだみたい。
そういやあ食べてないな、お餅。まあいいや、とにかくここが入り口なんだろ。
よし、周りに罠はなし、っと。じゃあ、ちょっくら行ってくるとしますか。
さて。今度は出口を探さないとな。ついでにお宝も手にする、っと。

●うら(浦)
それにしても、何でこんなところに海岸が出て来る。ここは大陸の中央のはず。
なるほど。誰かが恋焦がれて出した映像、ってヤツかな。そうならいいけど。
その割には、海から物騒な連中がやってきたんだがね。はあ、困ったものだ。
少しはゆっくりさせて欲しいものだが。仕方がない、切り抜けるぞ。

●うら(心)
お前の人生だ、お前の好きに歩め。それが師匠の最期の言葉だった。なのに。
どうしてこんなところに捕らわれて奴隷にされているんだ。何をやってるんだ。
よし、今夜が一番いい時期だな。上手くいけば自由になれるはずだ。
さあ月の女神よ、この弓を受け取ってくれ。そして私に力を貸してくれ。

●うら(占、卜)
科学的には証明できない出来事だが。不思議なことにあの時代は両立していた。
いや、都合の悪い人間を消すために神事を利用していたのだ。まったく。
今思えば権力に目がくらんだ馬鹿共が作り上げた幻想にすぎないのだが。
まあ、未練はないから構わない。どの時代も、人間は人間のままだからな。

●うら(末)
そうだな。あえて言うなら葉の先端に乗っている感じ、かな。うん。
つま先に集中して浮いていないと出来ないことだから、相当集中力がいるぞ。
お前は血の気が多いからな。少しは気を静めて周りを見渡してみるといい。
風景が違って見えるはずだ。どうだ、少しは己の言動が理解できたか。それでいい。

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