●うたがい(疑い、歌貝)
懐かしいわね。昔、貴族として暮らしていたときに遊んでいたはまぐりなのよ。
今でいう神経衰弱のようなもので、和歌の上と下を分けて書いてあわせたの。
そうなのよね。教養がないとできないから当時では重要だったわ。それに。
服も大変だったわ。今の時代のほうが動きやすいから、あたしは好きね。
●うたかた(泡沫)
本当に簡単に消えてしまうものよ。これではつまらん、他に強い者はいないのか。
何だ貴様は。ほう、強そうだな。何だと、はっはっはっ、それはいい。
一級の賞金首が欲しいのか。小娘の分際で大きく出たものよ。来るがいい。
「愚かな。頭の足らぬ者が戦うから簡単に散ってしまうことに気づくがよい」
●うだつ(梲、卯建)
この辺りじゃあ見ないし、昔の話だからね~。火災防止のためだったんだよ~。
今ほど防火剤とかあるわけじゃなかったから、建てかたで防いでたんだって。
ま~、詳しいことまでは知らないけど~。ああそうだ、もっと西ではね。
家の格を決めていた要因のひとつだったようなきがするな~。確かだけど。
●うち(内)
制限時間つきみたいだよ、ほら。壁が迫ってきちゃって、ま~、タイヘン。
当たり前じゃん。こんなことぐらい想定内だって。いちいちうろたえるなよ。
こういうときは、罠を解除するか強行突破しかないんだって。ほら、構えて。
どー見たって解除できるわけないだろうが。突破すんの、一発かますぞっ。
●うちうち(内内)
外面よくて内面悪し、だろうな。この国じゃあよく見られるパターンだぜ。
ったく、別にいいんだけどよ。肉親に当たるのもどうかと思うんだよな。
かといってからかわれるのもイヤなんだが。それはアイツがひねくれてるからだ。
愛情表現のひとつだとわかるのに苦労したんだぜ。しょうがねえ奴だよ。
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