Twitter小説 その335

●うみすずめ(海雀)
おや、珍しい。このあたりの気候だと滅多に見られないんだけどね。ほら。
小さい鳥だろう。あれは海で生活する海鳥の一種なんだよ。そうだね。
集団で生活するようなんだ。私たちと同じようにね。一人じゃ寂しいだろう。
まあ、鳥たちがそう感じているかはわからないけど。脳の構造も違うしね。

●いり(入り)
永遠に変化のない繰り返し。それが自然そのものだろう。場所によるが。
その辺りは緯度と経度の問題であって、流れじゃない。立ち位置によるだけだ。
なら、その絶対たる流れに逆らおうとするのは愚か者なのだろうか。いや。
流れを知った上で逆から考える、というのもある。要はものによってだな。

●いり(入り)
今は形だけが多いみたいだけど、本来は悟りの世界に行けるってものだったのよ。
もちろん修行が必要だけど。それはいいとして、その初日を彼岸入りっていってたの。
面白いでしょ、昔からの風習って。ちゃんと意味があるのよ。
現代は目に見えるものしか信じないけど、それはそれで空しいと想うわよ。

●いり(入り)
今月は何とか行けそうだな。しかし、来月からどうするか、また出戻りだ。
ほとんどの企業が潰れる中、俺はどうしてこの会社を守りたいんだよ。
恥ずかしい話、それが唯一の親孝行だと思っててさ。何もできなかったし。
って、俺のことはいいんだよ。さて、どうすれば安定させることができるかな。

●いり(圦)
何でこの板がこんなところにあるんだ。これじゃあ意味がないじゃないか。
ん、誰かがほじくり返したっぽいな。どうしてこんなことを。まったくもう。
人を呼んで直すしかないな。これじゃあ田んぼへの水がなくなっちまう。
ったく、こんな忙しいときに。あれ、これは何だろう。金塊、じゃないよな。

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