Twitter小説 その301

●遺伝学
ふうん、なるほど。この組み合わせがこういう風に現れているわけか。
それが転じてこうなる、と。本当に興味深いな。あれ、どうしたんだ。ああ。
もうそんな時間だったんだね、ありがとう。君も一緒にどうだい。
ふう。やはり外の空気はすがすがしいな。まったく研究のためとはいえ、缶詰だからな。

●イボイノシシ(疣猪)
コイツは人馴れしてるみたいだな。でも気をつけろよ、病気を持ってるから。
この辺りは駆逐されてないみたいだけど。場所によっては駆除されてるよ。
まあ、専門家に任せておけばいいって。ただ、野生と動物園は違うんだよ。
だからむやみに近づいちゃダメって、言ってるそばから近寄るんじゃないっ。

●臼(うす、きね)
うん、これは何をしているのかな。へえ、もちつきというのか。どれどれ。
これで米をつけばいいのか。これは中々の重労働だね、もう一回。
ふう。こんなに動いてはお腹もすくだろうな。成程、よくわかった。ありがとう。
何事も経験してみるものだ。さて、この事がばれないうちに内裏に戻るとするか。

●うすあじ(薄味)
いや、そんなことないよ。とてもおいしい。実は薄味が好みなんだよ。
んま、この下っ腹じゃあそういう風に見えないだろうけどね。酒が原因です。
はいはい、すみません。だからせめて本数減らしてるよ。ひざ痛いしね。
でもホント、食事はおいしいよ。できることならもう少し量を増やしてほしいけど。

●雨水(うすい)
こんなクセえところに呼び寄せやがって。何のつもりだ、あのブタ野郎。
まあよ。体はもとい、頭ン中なかもブタだから仕方がねえか。準備しな。
さっすが相棒、わかってんじゃねえか。んじゃ、とっととおいとましますかね。
「おっと勘違いされては困りますね。我々はあなた方を保護しにしたのですよ」

 

その300へ  Twitter小説TOPへ  その302へ
全体一覧へ

公開時点での最新作はコチラ

スポンサーリンク


<メルマガ>
人を動かす文章術(現在停止中)
文章について、日頃考えていることを発信しています

最新作速達便
新作品をいち早くお届けします。

<Facebookページ>
個人ページ お気軽に申請してください♪

電子書籍とPodcastのすゝめ

望月 葵の総合情報発信現場

<Podcast>
ライトノベル作家・望月 葵が伝える、人をひきつけ動かす文章の力
東京異界録(ライトノベル系物語)

<電子書籍>
各作品についてはこちら

コメントする

Please Login to Comment.

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

error: Content is protected !!