Twitter小説 その92

●あけぼの
うー、起きなきゃ。始発に乗らなきゃならないなんてきっついわー。
しかも学校行事だからなおのことかったるいんだよね。寒いしさ。
あ、夜が明けてるから急がなきゃって。待て、これってテレビ映像じゃんよ。
やべーっ、大遅刻だ。時計止ってるし、どうしてこーなるんだよっ。仕打ちがひどすぎる。

●あけぼのいろ
朝焼けになったな、作戦開始だ。ここでの戦いで勝敗が決まるぞ。
どうした、何を震えいている。今更怖気づいたのか。なに、罠があるだと。
どういうことだ、この作戦は解放軍の先発隊しか知らないはず。お前がふざけてるとは思えん。
わかった、別ルートから攻めよう。そうすれば裏をかける。

●あけみ
こんなところに果実が。小ぶりで沢山なってる特徴も一緒だし、間違いないな。
こんなもん師匠はどうするんかな。どう見ても普通の実だけど。まあいいか。
変人だし、その辺りを気にしても仕方ないな。無意味な行動はしない人だし。
しかし、誰と水晶玉を通して話してたんだろ。そっちが気になる。

●あご
やべ、また口を開けるぞ。奴のブレスに気をつけろよ。たまに違うが。
お前の鞭で縛りつけられないのか。これじゃ近づけないよ。まいったね。
皮も硬いしキズひとつつきやしない。こっちの武器がまいってるぐらいだ。
とりあえず口の中を狙おう。そこが一番柔らかいだろうからな、よし。

●顎(あご)
砕いたつもりだったがそうでもなかったな。しかし、足がふらついているぞ。
中々ねばる。そうでなくてはな、囮といえでも楽しませてもらわなくては。
しかし大したものだ、私を相手にひとりで長時間戦えたのはお前が初めてだ。
こんなくだらん戦いで決着をつけたくもない。南へ向かえ、わかったな。

 

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