Twitter小説 その88

●悪魔
どのような姿をしていようとも、悪しき者には変わりない。騙されるなよ。
あれらは堕落させることが目的だ、修行に失敗した人間を喰えるからな。
それがわかっているからこそ、あの手この手を使ってくる。決して気を許すな。
声を聞いてはだめだ。無に帰し、目指す己が姿を常に頭に入れておくのだ。

●悪魔の証明
それだけでは証拠になるまい。これまでに所有者だといった数は数えきれんが。
髪の色は魔法でどうにかなるが、お前が皇子だという証拠はどこにもない。
ん、何だって。貴様、何故そんなことを知ってる。うむむ。
確かに知っているのは限られているが。では質問に答えろ、答えられたら信じてやる。

●悪夢
どうだった、って聞くまでもないか。顔色が大変なことになっているぞ。
疲れてるとこ申し訳ないが、概要だけ教えてくれ。ああ、わかった。
とりあえず休め。あとは私に任せて、ゆっくりとな。気に病むことはない。
お前を縛りつけているこの国こそ私にとっての悪夢。いっそ滅んでしまえばいいのに。

●悪名
出てきやがったな悪名高き警察め。へん、捕まるもんか、ノロマども。
まったく、この世界の取締なんて名ばかりでたまらんね。無能なくせによ。
ま、てめぇのケツに火がついてるわけじゃないから、ふんぞり返ってるんだろ。
それも終ぇだ。お前らをつぶすために上の連中から遣わされてるんだからな。

●悪友
あんたと関わるとロクなことがないよ。疫病神だね、ホント。待てこら。
私を置いてくな、何て追っかけられなきゃならないわけっ。説明しろ。
近くの神社でユーレーに会ってしつこく迫られてるって、意味不明なんだけど。
で、私を彼女扱いした、と。バカは死ななきゃ治らんか、取り殺されてこいっ。

 

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