Twitter小説 その87

●悪弊
その考えかたが害をなしていることに、いい加減気づいたらどうだ。
いや、正確に言おう。素直に間違ってることを受けいれたらどうなんだ。
そんなに自分が正しいのならば今頃成功しているだろう。そうだろう。
井の中の蛙にすぎん。自分だけの世界ですべてがうまくいくと思ったら、大間違いだぞ。

●悪癖
またか、本当に見境がないな。少しは我慢を覚えたらどうなんだ。
本能ってお前な。わからなくないが歳とってもそれだと大変なことになるぞ。
我慢すれば節約もできるし、ほかのことにも時間がさけるじゃないか。
だ~から、いったそばから食ってるんじゃないっつーの。世話が焼けるなっ。

●悪変
これはこれは。さて、どうしたものかな。前には敵軍、退路は断たれ、か。
おまけに物資も底を尽きかけて、ときている。はてはて、何かいい策はあるかい。
何を慌てているんだ、仕方がないだろう。まあ、酒でも一杯どうだね。
さすがは副将、私の考えがわかったようだ。準備を頼む、私は指示しよう。

●悪報
最悪のシナリオだな。予想はしてたが腹が痛くなってきたよ、本当にもう。
しょうがない、奴に期待すること自体反対だったんだ。もちろん手はある。
言っておくが、成功させなければ全員死ぬことになるぞ。わかってるな。
これが現実だ、生き残りたければ必死についてこい。何があっても、だ。

●悪法
そんないい加減な。その方法では死者が増えるだけではありませんか。
軍ひとつ潰さずとももっと良い方法があるのでは。そうですね、例えですが。
我々ではなく、この連中に相手を攻撃させてはいかがでしょう。
まだ時間があります、裏工作をして敵対させ、同士討ちを仕掛けるのです。

 

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