Twitter小説 その81

●アクション
これはアクション映画にでられるわよ、絶対。SFみたいに飛び回ってるもん。
何が悲しくて物の怪の相手をしなきゃなんないのよ。あの世界で大人しくしててって。
本物の刀に魔法みたいな火やら水やら風やら。日本かここは、本当に。
とっとと終わらせて平穏な日常を取り戻さなきゃね。平凡が一番。

●悪神
天変地異は神々の仕業と恐れられていた時代。それを沈めるための儀式があった。
一番効果があったとされるは乙女の人身御供。悪神を沈めるために頻繁に行われていた。
それを良しとせん若者が現れ、愛する娘と共に逃げだした男がいた。
追いつかれたふたりは自害をし、後に碑を建てられたという。

●悪心
子供の頃から秘めた想いは、今や隠すことができないぐらい成長している。
彼女は私の気持ちに気づいていたが、相手は良家の姫君。釣りあうはずがない。
それでも彼女の幸せを願った。彼女が笑ってくれるならそれでいいと。
そうでないなら話は別。嫉妬に駆られ、刀を抜くのもまた一興なのだろうか。

●悪臣
まったくあのタヌキ大臣め。オレが若いからといって見下してるな。
地位も力もこちらのほうがあるというのに、ずいぶんと食ってかかる。
あいつもあいつだ、よく我慢してるよ。王だから当然だが、しかし、だ。
いつ尻尾をだすことやら。隠れるのだけは一流だ、気取られないようにせねば。

●アクス
ここは俺らに任せな。力で押すならオノが一番だろ。あんたらは早く行きなよ。
さあて、と。邪魔者はいなくなったし、野郎共、気合入れろよ、ここは最後の砦だ。
相手のすばやさに翻弄されるな、確実に当てていけ。そう、散らばるなよ。
よし今だっ。投降を呼びかけ、拒否するものは排除しろ。

 

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