Twitter小説 その80

●悪質
不純物が混ざってるんだと思います。こんなにしょっちゅう折れるのなら。
この状態で直すのは意味ないので、初めから作り直したほうが早いかと。
ええ、材料さえあればすぐ作れますよ。剣以外には大丈夫ですか。
矢尻と槍ですね、そこに試作品があるので確かめてもらってからでも構いませんよ。

●悪手
このヘタクソ、どこに射かけてんだっつーの。ヤバくなったじゃないか。
あっちゃ、どうすんだよこの状況。入り乱れちまって射ちづらくなったし。
ん、待てよ。馬が暴れ始めたってことは、だ。そうか、その手がある。
お前、敵将のツラ知ってるんだったな。よし、どいつか教えろ。手本を見せてやる。

●握手
油断ならないな、相当の手練だぞ。食わせものの目つきと雰囲気をしてる。
気をつけろよ、本人はもちろん、周りの人間にもだ。似た者同士が集まるからな。
そういう世界だってことだ。お前はまだ若い、言葉を鵜呑みにするなよ。
若いとなめられる傾向がある。早く実力をつけるんだぞ、いいな。

●悪習
そのクセやめなさいって。何が本能に従って生きてるよ。はた迷惑極まりないわ。
ったく、いい加減にしないと頭の表皮ごと引っこ抜いて丸坊主にしてやるから。
音楽の腕はいいのに女癖が悪いなんてまあタイヘン。問題も起こすしね。
何であんたなんかに嫉妬しなきゃいけないわけ。ばっかじゃないの。

●悪臭
「ひっでぇな、鼻がひん曲がるぞ。何の臭いだよ」
「腐った肉と血でしょうね。そういう施設ですから」
「こりゃアイツを連れてこなくて正解だな」
「女の子には無理ですよ。博士の娘がここにいるはず」
「あのクソ女か。万倍にして返してやるぜ」
「全員借りがあるからな。確実に潰しにいくぞ」

 

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