Twitter小説 その73

●あき
秋といえば食欲。うまいもの市があったらすっ飛んで行くのは当たり前。
「あんた、どんだけ食べるのよ」
「まだまだ。こんなに食べ物がいっぱいあんじゃない」
友人はため息をつくけど、付き合いがいいのでとても助かる。
さて、今日もフードファイターとしての修業をしてこようっと。

●秋
もう少しであの時期だな。ぬかりはないか、気づかれてないだろうな。
よし、戴冠式が終わった直後がタイミングだぞ。外で大暴れしてやれ。
裏から逃げた女王を連れ去るんだ。取り巻きは気にするな、先に手を打っておく。
まあ、ここまでくれば問題ないさ。周りは俺たちの味方ばかりだからな。

●あきあかね
おやおや、あのトンボが来てるとはね。そりゃ日が暮れるのも早くなるわけだ。
待ちわびた収穫のときでもあるし、涼しくて過ごしやすい。いい季節じゃないか。
さてっと。今日の仕事はこれで終わりだよ、ご苦労さん。ほれ、待望の飯だよ。
野菜も採れたからね。今日は腕を振るったから残さずお食べ。

●あきあき
あんた長続きしないわね。いつからそんな遊び人になったのかしら。
アイスティーぶっかけられて当然じゃない。よかったわね、ホットコーヒーじゃなくて。
本命がいるならちゃんと向き合いなさいよ。っとに世話が焼けるんだから。
それこそ余計なお世話よ。わ、私にだって好きな人いるんだからっ。

●あきあじ
まあ、諸説あるが。今は産卵のための鮭を指しているよ、この言葉は。
秋の味覚の代表なのか、アイヌ語から来てるって説もあったな。
っとまあ神のみぞ知るってことかね。研究者がそれじゃまずいけどさ。
文字の歴史を解くだけでもいろいろ出てくる。人間って本当に面白い生き物だよね。

 

その72へ  Twitter小説TOPへ その74へ
全体一覧へ

 

<メルマガ>
人を動かす文章術
文章について、日頃考えていることを発信しています

最新作速達便
新作品をいち早くお届けします。

<Facebookページ>
個人ページ お気軽に申請してください♪

電子書籍とPodcastのすゝめ

望月 葵の総合情報発信現場

<Podcast>
ライトノベル作家・望月 葵が伝える、人をひきつけ動かす文章の力
東京異界録(ライトノベル系物語)

<電子書籍>
各作品についてはこちら

コメントする

Please Login to Comment.

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

error: Content is protected !!