Twitter小説 その72

●あがり
いつまでそこに甘んじているつもりだ。お前ならもっと高みに行けるだろう。
お前以外は認めない、父上が何と言おうともだ。お前以外なら家出してやる。
とっとと実力をだせって。どうして出し惜しみしてるんだよ。んとにもう。
どちらが先でも結果は同じだ。過程なんてどうでもいいじゃないか。

●あかん
何が開かないの。え、違うって。駄目って意味なんだ、ふうん。方言かあ。
すみませんねぇ、関東出身なんで知りませんでしたー。でも面白いね。
こんな狭い日本でもこれだけ違うんだもん。暮らしていれば覚えられるかな。
また聞くかもしんないから、そのときはよろしくね。じゃ、またね。#tw小説

●アカン語
へぇ~、ガーナって国で話されている言葉を、何だって。どうするっつった、今。
お前な、どうやって修得するわけ、あっちの世界に行けるってのか。
意識だけとばして学んでくるって、どういう意味だ。訳わからんぞ。
あのなぁ、この世界の言葉を掛けあわせればいいだろ。何で異世界なんだってば。

●あかんぼう
この先の運命などお構いなしにミルクを飲む赤ん坊。それだけなら幸せかもな。
何も知らないっていうことは、それだけ楽なのかもしれない。使命も必要ない。
だが、このあざを持った者はどうしても巻きこまれてしまうのが宿命だ。
何としても守らなければ。この子が死ねば、世界は終わってしまう。

●赤ん坊
恥ずかしい奴め、あんなにはしゃいで。まあ、仕方がないか。初めてだし。
建物の中からの空しか知らないからな。平民として育てるには目立ちすぎる。
今でこそ化けることが出来るがな。これ、遠くに行くとはぐれるぞ。
既につけられているか。まったく恐れ入るよ。そうまでしても覇権が欲しいのか。

 

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