Twitter小説 その70

●赤旗
へーけサマはそんなに偉いんだ。ふーん。たかが人間のクセにさ。
今度言いがかりつけられたら脅してやろう。火で燃やそうか、氷漬けにしようか。
あ、物の怪に食わせるのも面白そうだな。百の犬猫に追いかけ回すとか。
はいはい、戻りますよ。すみませんね、ちょっと出かけただけなんだよ、本当に。

●あかはだか
この世に生を受けるときは、皆が皆、赤裸の状態、何も知らない無垢な状態だ。
しかし、成長していくにつれ、とくに人間は仮面という皮をかぶり始める。
そうしなければならない状況になったり、時としてなる立場もそうさせるのだ。
だから、わからなくなっていくのだろう。本当の自分がどこにいるのか、を。

●あかはらいもり
目で読むにも音読するにも面倒な奴。早口言葉でもいけんじゃないの。
お腹部分が赤いイモリのことなんだけど、ちょっと怖いわ。腹部がとくに。
上から見ると普通に感じるんだけどね。本当、生物の進化って不思議だわ。
これから研究が始まるけど、どこの配属されるのかな。できればあそこがいいな。

●あかふね
おう、赤船様の登場だぜ。ありゃあ随分大きな獲物じゃねぇか。へへへ。
慌てなさんなって。相手はお国様だ、事を大きくするわけにもいかねぇだろ。
警備が固いからな、夜決行にしたのは目くらましでもあるし忍び込みやすい。
美味い物もついでに、っていきてぇとこだが。大人しくアレだけにするか。

●あかまつ
昔からこの場になる赤松は、単に大きいだけでなく霊木としても有名だ。
威厳を感じるだけでなく、手入れをされているので洗礼もされているように見える。
また、ここで待ち合わせをすると友人、恋人問わず永遠に別れなくなるとか。
今日もまた辺ぴな場所に、待ち人が絶えずやってくるという。

 

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