Twitter小説 その64

●あかし
王女の証ねぇ。そんなものはないわ。目の前で破壊されてしまったもの。
私を傀儡とし裏から政治を操ろうとしたのでしょう。
あなたこそ潔白を証明できるのかしら。状況証拠はいくらでもあるのよ。
観念なさい、あなたに力を貸すものなど誰もいないわ。裏切り者には死のみ。
これで兄も報われるわ。

●赤字
さて、準備は終わったか。よし、じゃあ紅筆をもってならうように。
そう、最初に円を書くことが重要だ。それから中の絵を描くこと。これで方角が定まる。
これで魔法の威力が変わるんだ。ちなみに赤文字じゃなくても問題ないぞ。
今日は練習で書いているだけだから、わかりやすいようにしただけだ。

●赤地
どうも変な色だな。どういう風にしたんだ。ああ、なるほどな。
地の色とインクの色を混ぜるのとでは、まったく違ってくる。一緒なのは頭の中だけだ。
画材が違うからな。それはしょうがない、別の紙に描いてやり直そうか。
こういう失敗があるからこそわかることだ。気にしないで描きまくるといい。

●アカシア
憧れの国に咲いている花。遠くからだと、黄色いブドウのように見える。
近くで見たらきっと稲穂の実がまんまるなんだろうなって、画像から思う。
海が綺麗で日本と同じ時間軸、だったかな。季節は逆だけど、そんな国。
今度研修で行くことになったんだ。想いが現実を引き寄せるってことなのかな。

●あかしお
うわ~、ここに魚を放りこんだほうがいいんじゃないの。生態系が崩れるか。
海がさびついてるみたい。プランクトンだっけこの赤い正体って。
ふうん、ほかの色もあるんだ。うわ、緑色もあるんだね。これがどううしたの。
漁業や健康に害があるわけ。それは問題だ、天才なんでしょ、何とかしてよね。

 

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