Twitter小説 その62

●あかおまな
あかおまな、ひと~つ。はいはい、おでん追加。おひや、今行きますよ。
あれらの言葉は、ニョウボウコトバっていって、女房詞って書くんだ。
室町初期頃の女房間で使われていてさ、将軍家に仕える女性や一般まで普及したんだよ。
「今はデート中なのよ、この歴史オタク」
あはは。映画見に行こう。

●あかおり
ほう、見事な織物だな。どこで手に入れたのだ。ふむ、成程な。どうりで。
いやこちらの話だ、教えてくれてありがとう。さてと、現地に行ってみるか。
やっぱりな、貴様いつからそこにいる。以前こっぴどくやれれたのを忘れたか。
余計な仕事を増やすな、今度は永久に消し去ってくれる。急急如律令。

●あかがい
貝合わせって知ってっか。今でいうと神経衰弱と同じ要領で遊ぶんだ。
昔はやった遊びなんだけど、けっこう頭使うんだよな。模様が似てると面倒でよ。
これだけ貝があるとできそうだな。もちろん中身は食っちまったぜ。
赤貝はとくにうまかったが、貝殻捨てるのにも大変でよ。大食いがいるからな。

●あかがえる
カカエルなんて見た目ほとんど一緒じゃないの。言われてみれば、色が違うかな。
ふーん、種類によって産卵時期が違うのね。住んでるところは何となくわかるけど。
ところで、何でアタシのところにきてしゃべってんだ。ヒマだからってな、おい。
人外に話しかけるのも慣れたけど、ちょっと困るんだが。

●あかかがち
別名、ホオズキと呼ばれる植物で、先がとがったちょうちんみたいな実がつく。
お盆で飾られることもあるし、根っこは生薬としても使われるし、案外身近だ。
ただ薬の場合、妊娠中の女性は使わないほうがよいとされている。
流産の恐れがあるが解熱などにも効くので、現在でも使用されているそうだ。

 

その61へ  Twitter小説TOPへ その63へ
全体一覧へ

 

<メルマガ>
人を動かす文章術
文章について、日頃考えていることを発信しています

最新作速達便
新作品をいち早くお届けします。

<Facebookページ>
個人ページ お気軽に申請してください♪

電子書籍とPodcastのすゝめ

望月 葵の総合情報発信現場

<Podcast>
ライトノベル作家・望月 葵が伝える、人をひきつけ動かす文章の力
東京異界録(ライトノベル系物語)

<電子書籍>
各作品についてはこちら

コメントする

Please Login to Comment.

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

error: Content is protected !!