Twitter小説 その57

●あか
十二将軍の一人、赤の将軍、か。考えた人間は芸術家か何かかね。
ほら、奴らは色で呼ばれているだろ。ちょっと不思議に思ってたんだうよね。
何で色なんだろう、気にならない。俺だけか、どうも引っかかるんだよなぁ。
そして俺の感は当たる。最深部に行くには色彩がヒントになっていたからだ。

●赤
赤旗が上がった。革命軍が勝利したんだ。よし、重要な拠点を落としたぞ。
これで馬鹿な国王も改心してくれるといいんだけど。え、甘いって。
ふーん、君が言うならそうなんだろうね。会ったことないからさ。
でも驚いたな、君が第二王子だったなんて。本当、うまく平民に化けてたよね。

●あかあか
それ、赤赤っていうんだよ。小豆っていったほうがいいか、ごめんごめん。
昔からそう呼んでるから慣れちゃってさ。加工も手伝ってるからかな。
もう独特のにおいが充満しててね。醤油系の香ばしさが恋しくなるのよ。
ちょっと何で笑うわけ。しょうがないじゃん、やってみればわかるって。

●あかあざ
どうしたのそれ、どこかでぶつけたりとか。大丈夫ってそんなに赤いのに。
化粧なんだ。何でまたそんなおっかない顔を作ってるのよ。え、予行練習。
へぇ~、もう文化祭の催し物決まったんだ。早いじゃない、って調子に乗んな。
誰が市内一番の眉目秀麗生徒よ。成績に関してはあっちが上でしょうが。

●あかあさだ
落葉樹のひとつ、あかあさだ。何だっけ、何とかっていう植物の異名だとか。
小松菜とほうれん草をよく間違えるような私には、単なる木にしか見えないけど。
一発で読める人がいなさそうな名前だったなぁ。ちょっとインドっぽく感じたし。
ああ、もう。暗記科目ってこれだから嫌だよ、っとに。

 

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