Twitter小説 その56

●あおもの
野菜は美容や健康にいいっていわれてるけどさ。やっぱり肉よね、に、く。
うるさいわね、仕方ないでしょ。部活帰りなんだから。お腹減ってんの。
まあ、うちで採れた野菜は絶品よ。出来たてほやほやのようなもんだもん。
自然と共に生きるのが幸せ、かあ。私も今度、手伝ってみようかな。

●青物市場
うーん、こりゃうまいや。ちょっと寄っていってさ、買ってこうよ。
はいはい、すみませんね。わーってます、殴ることないじゃんよ、もう。
こんなだだっ広い場所に連中の下っ端がまぎれてんだろ。任せとけって。
あ、俺がかぎ分けとくから野菜買っといてよ。うまそうなの全部ね。んじゃ。

●あおものうり
看板息子と娘がいて助かるんだが。あ、ワシの子供だよ。双子でね。
さっきっから自家製野菜と果物を競って売っているんだよ。ありがたいんだが。
どうも血気盛んになっているようなんだよなぁ。って、お前ら賭けてるのか。
ああ、町一番のパフェか。脅かすなよ、てっきり賭博でも。いや何でもない。

●あおものや
おっちゃん、久しぶりっす。そうそう、近所のガキ大将だったオレだよ。
今や立派になったと思わない。え、調子に乗るなって。ひでぇじゃん、もう。
で、今日は買い物に来たんじゃないんだ。何しにきたかってーと、クユズ。
あ、ここじゃないんだ。了解、入口はあの場所のあの辺りね。サンキュ。

●あおり
なんだよこの強風は、台風じゃねぇか。立ってられるか、何とかしてよ。
あんたは平気かもしれないけど、アタシと弟は無理。生身なんだから。
え、さすがにちょっと時間がかかるってか。そりゃしょうがない。どーにかして。
とりあえず這って脱出するよ。奴をしばき倒すのはそれからだな、よし。

 

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