Twitter小説 その53

●青地
あなたの白い肌にはこの生地がお似合いですね。お好きではないですか。
ではこちらはいかがでしょう。あまり派手すぎるとばれますよ、姫様。
そうです、少しぐらい地味なほうがばれにくいですよ。宝石も控えめに。
しかし驚きですね、あなた自らオトリをなさるとは。それほど彼に会いたいのですね。

●青天井
遠路はるばるありがとうございます。お疲れでしょう、お飲みください。
ええ、当店はたしかに自然食をご提供させていただいています。自慢の一品ですよ。
旅の方のお耳に入るなんて嬉しい限りですよ。さあ、ご案内します。
魔道士の方かな。以前、どこかでお会いしたことがあるような気がするが。

●あおな
押し寄せてくる緑色の気配。足の生えたホウレンソウ、小松菜、キャベツなど。
そいつらが何故か追いかけてくる。何でだ、いったい俺が何をしたってんだっ。
前には海が広がっている。よし飛び込めば追って、来てるし。ぎゃーっ。
目覚めたら夜明け。暖かかったはずのスープが思いっきり冷えていた。

●あおに
見たところ普通の土だが。そなたが言うのだから、間違いなかろう。
ふむ、してこれから何を創るのだったか。宝珠、とな。また面妖な物を。
したがその腕、命以外を創造するために創った。考えがあっての事だろう。
良い良い。生真面目なそなただ、悪いようにはすまい。自由にやると良い。

●青二才
あの未熟者めが、あれだけ突っこむなと忠告したのに。愚息がご迷惑を。
そうおっしゃっていただけると救われるますな。元気だけが取り柄でして。
しかしあそこは激戦区。他の者たちも巻き込まれましょう。覚悟もしております。
何じゃと、あれが敵将の首をとってきたと申すかっ。わしも引退かのう。

 

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