Twitter小説 その52

●青大将
まったく、あのネズミどもにも困ったものね。色々とかじって、もう。
あら、こんなところにネズミ取りがいるわ。ちょうどいいわ、連れて帰ろう。
さて、この蛇を蔵に置いておいてっと。注意書きも書いておかないと。
あらどうしたの。持ってかないでね、ここにいるネズミを食べてもらうんだから。

●あおたうり
雨が降りますように。よし、これでお願いを神様は聞いてくれるかな。
何を祈ってたかって。雨が降ってくれないとお米が育たないじゃないか。
日照りが続いているからさ。リスク回避を親父はやってくれてるみたいだけど。
収入が減っちゃうからね。予約してないところの田んぼの稲が育てばいいな。

●あおたがい
今年は飢饉にでもなるのかい。お偉い様が稲を買い占めていったんだよ。
へえ、都でそんな祭りがあるのかい。このご時世にま~おめでたいもんだ。
汗水たらしているのは私らだっていうのにさ。連中はふんぞり返ってるだけ。
おっと口が過ぎたね、悪い悪い。さあお前たち、奴らの見張りを頼んだよ。

●あおたがり
刈ればいいってもんじゃないけど思うけどな。まあ、食いもんはなくせるか。
人間ってのは大変だよな。相手をぶっ倒すためにあの手この手を使ってる。
いいんだけどよ。戦なんて今に始まったことじゃねぇし、オレに関係ないし。
もっとうまくやりゃいいのによ。まあ術が使えないから、しゃあないか。

●青丹
おやおや、こんな遅くに何をやっているのかな。ほお、花札か。懐かしい。
しかし幼い君たちが随分とマセたことをしているね。何を賭けているんだい。
ただの絵合わせか。それは失礼、疑って悪かったよ。早くお休み。
まったく、かわいいい嘘だね。どれ、ちょっと術で脅かしてみようかな。

 

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