Twitter小説 その51

●青信号
人間界では渡ることを許可する色だけど、この世界では逆なんだよね~。
信号機じゃないけど。悪い連中がこの先に行かないように青色にしてるわけ。
青は安心する世界への入口なんだよ~。赤は逆に意味を持つから使えるの。
そう、おびき出すのに大量の赤い光を放ったのはそういうわけ。ほらきた。

●あおすじ
この青い光はどこに続いているのだろう。後ろは青色の筋になっている。
どれぐらいの時間がたったのかわからないけど、真っ暗な場所にいるよう。
定かではないのは、私に感覚がないから。歩いているとは思うんだけど。
光が一気にあふだす。目を開けると、身内の涙ぐんだ顔が複数あった。

●青筋
いいか、ここが静脈だ。狙うときはここを狙え、わかったな。
もうお前も十四、そろそろ実戦を踏んでもよかろう。こたびの依頼、任せるぞ。
案ずるな、何も一人でやらせようとは思っておらん。誰か同行させる。
我らは武士とは違う。その場で確実に息の根を止めるのだ。よいな。

●青空
こんな日にはアレをお目にかかれるかもしれない。何かって、それはね。
先日、モウイをふるった雪の精霊が残した白く冷たい塊のことさ。それでね。
慣れない人間はバナナを皮を踏んだような動きをするの。面白いでしょ。
先生がきちゃった。罠にはまる人がもっと来ればよかったのにな。

●あおぞら
澄み渡ったいい空だ。物事の始まりに相応しい天気じゃないか。
ああ、すまないな。ついふけってしまったよ。話はどこまで進んだかな。
別に悔いはないさ。こうなることなど予測していたし、覚悟もしていた。
だが、約束は必ず守ってもらおう。さもなくば御身に何が降りかかるかわからぬぞ。

 

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