Twitter小説 その366

●うみかぜ(海風)
これはキツいな。耐塩車じゃないから壊れないかが心配なんだが。困ったね。
まあ、君がいるから問題ないか。とりあえず飛ばすとしよう。危険だし。
早く逃げないと。とにかくここを突っ切って山の中に行こうか。よし。
あそこから持ち出したこのデータを持ち帰らないと。逆に殺されるからな。ふう。

●うみがらす(海烏、海鴉)
ペンギンかと思ったら違うんだね。あんなに真っ黒じゃなかったと思うけど。
羽もあんなに大きくないか。ちゃんと飛べるのかな。それにしてもあれは。
ずいぶんギュウギュウ詰めになってるけど。落ちないのかな。器用にまあ。
そういう風に出来てるんだと思うけど。それにしても家、間違えないのかな。

●うみのさち(海の幸)
おーい、道具は持ったか。ちゃんとそろえないと、また戻るハメになるからな。
あんなにはしゃいで。よっぽど楽しみにしてたんだな。そうだよな。
滅多に休みが取れないから遊んでやれなかったし。今日だけは子供に戻ろうか。
よおし、父さんと勝負しよう。どれだけ多く採ってこれるか。負けないぞ。

●うみへび(海蛇、海蛇、鱔、鱓)
何だか調べている間に混乱してきたんだけど。ヘビでいいんだよね、ヘビで。
ええっと、ヒレがついてるかついてないかで。はあ、もういいや。休憩しよ。
それにしても何でヘビのことを調べなきゃなんないのかな。
あの時調べたことが役に立つなんて思わなかった。人生何があるかわからないもんだね。

●有無(うむ、ゆうむ)
何をもって存在するといえるのか。何をもって存在しないといえるのか。
結局は個人の感覚で見えるか見えないか、感じるか感じないかの差なのだろう。
人間一人ひとりに落とし込めばそうなると思う。知覚しないとわからない。
だが、それもどうかとも思う。所詮、人は独りで生きていけないのだから。

 

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