Twitter小説 その355

●うでぼね(腕骨)
純粋な腕力は確かにある、が。それだけで剣術は覚えられないぞ。別問題だ。
重い装備を持てるだけじゃ意味がないのはわかっているだろう。そういうことだ。
あとはお前次第。今後どういう風に武器をふるっていくかが重要なんだ。
心の持ちようだ。それだけでずいぶんと変わる。所詮はモノだからな。

●烏兎(うと)
気がつけば長い年月が流れたもんだ。そりゃこの家もボロボロになるわけだ。
今は誰も住んでいないが。昔はにぎわっていたんだよ。子供たちもたくさんいてね。
先生が無実の罪で処刑されてしまったんだ。反国心を持ってるとか言われて。
ひどいもんだよ。ま、首謀者は子供たちにあだ討ちされたけどね。

●烏兎(うと)
決して隣り合わせることのない月と太陽だが、同じ列に並ぶことはある。
日食や月食がそうだが、そういう知識じゃなくて感性で感じてみて欲しい。
ロマンチックだと想わないか。たまにしか起こらないから、って意味じゃなく。
そう、織姫と彦星みたいじゃないか。しかも、一年に一回じゃないからな。

●うどんや(饂飩屋)
ここの店主たちって仲がいいけど数代前は険悪だったらしいよ。又聞きだけど。
当時は同じうどん屋だったんだって。今はそば屋とうどん屋になってるけど。
うちのほうがウマいってんで店の中でも喧嘩してお客さんがいなくなったんだと。
どうにかして協力するようになった結果、今の状態なんだってさ。

●令(うながし、りょう、レイ)
あの長官はすごく野心的だって聞いたよ。皇帝を目指すとか目指さないとか。
恐ろしい話だね。こっちに火の粉が飛んでこなきゃいいけどさ。ほら、あれ。
いい男なんだけどさ。でも、実力もあって上の覚えはめでたいらしい。
あたしらに対して偉ぶってもないから、誰かがデマを流したのかもしれないね。

 

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