Twitter小説 その343

●うちかぎ(内鍵、打ち鉤、打ち鈎、打ち鎰)
おっもーい。そりゃこんだけデカければ重いわよね。何人前なのかしら。
まったくもう、か弱いレディに運ばせるなんてどうかしてるわ。大変大変。
よっと。おじさーん、この辺りでいいかしら。まだまだ大量にあるし。
「その辺りで構わないぞ。それにしても何でお前、女装しながら仕事してんだよ」

●うちかぎ(内鍵、打ち鉤、打ち鈎、打ち鎰)
こらこら、子供がそんなモンで遊ぶんじゃない。興味があるのはわかるがな。
まったく腕白坊主め。まあ、男の子はあれぐらい元気じゃないとな。うん。
きっといい跡継ぎになるさ。心配しなくても兄貴のようにはならないだろ。
しばらくはそっとしといてやろう。あの時の記憶が飛んでるみたいだからな。

●うちかぎ(内鍵、打ち鉤、打ち鈎、打ち鎰)
人間は空を飛べないからな。水上で戦うには船とあれが必要になるか。
まさか、見物してるだけだよ。戦には興味ないし、むしろ嫌いなんだよ。
観察しているだけさ。どういう状況で動き、心理はどうなるのか、ってね。
面白いよ。いろいろな人間を見てきたけど、極限のときのほうが本性がわかって、ね。

●うちこみ(打込、打ち込み、打込み)
おお、さすがは名人だ。あなたを呼んだ甲斐があったというもの。ささ、どうぞ。
しかし、見事な腕前でしたな。その細腕からは想像もつきませんで。失礼。
気を悪くしないで下さい。軽口は昔からでしてね、もう一杯いかがですか。
「私を酔わせてどうするつもりだ。私は女ではない、れっきとした男だ」

●うちこみ(打込、打ち込み、打込み)
だから目印をつけとけってことだったのか。これじゃ間違えて切っちまう。
しかも目に見えないから手に負えないよな、どういう理屈なんだか。まあいい。
こちとら仕事をすればいいわけで。それも傭兵としてのオツトメって奴でさ。
ま、さすがに今の味方を攻撃するのは気が滅入る。気をつけないとな。

 

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