Twitter小説 その33

●愛読
一字一句、どこに何が書いてあるかすら覚えたボロボロの本がある。
ある人物に協力することを条件に、知りたいことを教えてもらったものだ。
一冊の本から書きだした内容で、力の源のひとつでもあるし知識でもある。
約五百年後、オレは人物にいわれたとおり、ある少女を助け力の使いかたを教えた。

●アイドル
画期的な発明がされた。ある人なら兆単位の金をだしても欲しがるものだ。
それは、脳内の嫁が実体化する、という機械。もちろん結婚OKなスグレモノ。
あんなことやこんなこと、やりたい放題の生活。ああ、なんて幸せなんだ。
「ピヨってねぇで課題終わらせろやボケ」
補習で天昇する日も近い。

●アイヌワサビ
北海道で生きているアイヌワサビ。白くてかわいらしい花が複数ついている。
名前どおりの実がつくのも特徴で、食用としても重宝されているのだ。
そういえば千年ほど前、これを集めていた少年がいたな。
妹のために体によいものをたくさん集めていると話していたが、その後どうなってのだろう。

●愛念
心から愛おしい、と想う相手には、どのような人生を送ってほしいか。
おそらく幸せを願う。子供や恋人、肉親や友人など、変わりないだろう。
どのようにすれば、幸せを感じるのだろうか。答えは人の数ほどある。
結局は己で何とかするしかない。その力を与えることが一番ではないか。

●あいのかぜ
風の流れが変わった。戦局が変わりつつあるので、そのせいかもしれない。
旅をしているとき、このような状況をあいのかぜと呼んでいたな。
本来は風の方向をさす言葉だが、戦火が続く中でいつの間にか使われ始めたのだろう。
良い方向に進むときに使うから、ここの戦はこちら側の勝ちになるかね。

 

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