Twitter小説 その321

●令(うながし、りょう、レイ)
この辺りは特に治安が悪い。絶対に一人で行くんじゃないぞ。供を連れて行け。
成程、意味がわかった。これじゃあ悪くなるわけだ。現場を見てから言えって。
それにしても可哀想に。このままだと餓死してしまうだろう。さて、どうする。
「息子よ、余計なことを考えるな。気持ちはわかるが身が持たん」

●うなぎ(鰻、鳗)
商売ってのは上手くできててさ。初めにやった人は本当にすごいよな。あれとか。
面白いんだよ。仕掛ける側と仕掛けられる側の違いがわかって、さ。興味深い。
確かにまったくベクトルが逆方向だし。気づかないほうがよかったかもな。
それでも俺は上を目指すよ。一発逆転してみせるさ。絶対に、な。

●うなばら(海原)
見渡す限りの青い海。どうだい、今の悩みがちっぽけに見えるだろう。な。
人間なんてしょせんその程度の力らしか持たないんだよ。独りでは、ね。
海は地球が生み出した命の源泉。なら、君が悩むのは何のためにあるのだろう。
説教するつもりはない。悩みなんてものは本来、解決できるからくるんだよ。

●海原
海もいいけど、たまには塩気のない湖とかもいい。鳥が気持ちよさそうだな。
たまにこの辺りに来るんだけど、気に入ってもらえたかな。それはよかった。
落ち着きたいときやひとりになりたいときにちょうどよくてね。考えもまとまるし。
やっぱり自然は雄大だよ。どんな状況でも受け入れてくれるから。

●うなみ(卯波)
何か特別のことがあるのかわからないけど。たまたま目に留まっただけだし。
それで何となく見に来たワケ。専門家じゃないからどれも同じに見えるけど。
波は波だな。特になんてことはない、いつも通りの波。いつもの光景。
でも、どうしてか気になるんだよな。何なんだろ、よくわからないんだけどさ。

 

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