Twitter小説 その304

●うすはぎ
う~ん、ここはいらない。あ、ここもいらないや。ふう、地味な作業だ。
ま、お客さんのためだし、こういう細かい作業は嫌いじゃないしね。
それに、けっこう楽しいんだよな。出来上がったものを見ると、もうね。
原稿を見ると笑ってるらしいんだよな、僕。傍から見たら確かに変態かもしれないなあ。

●うすばきとんぼ(薄羽黄蜻蛉、薄翅黄蜻蛉)
こら、何てことしてるんだ。離しなさい、まったくもう。このトンボはね。
ご先祖様の魂を運んでくださるんだよ。だから、絶対とっちゃダメだからね。
って、ばあちゃんに手をひっぱたかれたことがあるんだ。言い伝えでね。
こういう伝承って言うのは、その土地に根付く風習だから、面白いと思うよ。

●ウスパンテコ語
ああ。現世ではあのあたりで話されている言語だったかな。君、その書籍を。
ここまで爆発的に増えては覚え切れなくてね。うん、間違いないな。
いや、昔から様々な言語があったはあったが。ちゃんと細分化してなくてね。
人間が増えてしまって管理しきれないから、仕方なく細かく区切ったんだよ。

●ウズベク語
じゃあ、ここで話されている公用語は何か。ん、エグい質問だって。ははは。
そのほうが不意をついて面白いじゃないか。今度出してみようかな。
冗談だよ。旗と首都を覚えるだけでも大変だから、そこまではしないさ。
ただ、ボーナス点としてつけるのは悪くないな。今度取り入れてみるとしようか。

●うずまき(渦巻き、巴)
お前らには見えねえかもな。あの辺りで精霊たちがせめぎあってるんだよ。
だから押し返されるんだ。自然現象だからどうしようもねえよ。知らねえ。
ま、精霊たちは気まぐれだから。自由に、気分的に存在してるんだよ。
人間と違ってな。勝手な事情を押しつけたりしないんだ。わがままだけどな。

 

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