Twitter小説 その3

●アーティキュレーション

魔物がはびこるこの世界では、戦う力をもつ者に同行してもらい旅ができる。
そういわれている世の中だか、笛と竪琴で魔物と渡りあう男女がいたという。
彼らは2人だけで世界を回ったらしく、伝説ではこう残されている。
あるのは音楽を感じる心だけだ、と。だから魔物を引き連れていたのだとも。

●アーティクル

とある村にアーティクル記念日という日がある。月に一度のイベントだ。
村人のもつ不要なものを持ちよって交換したり、作り変えたりするのである。
昔に作られた記念日で、使っているものを大切にしよう、という考えだ。
人々との交流もできるこの日は、他の村や町からもやってくるほどの盛況ぶりである。

●アーティチョーク

ぼくはアーティチョークって花だ。見ても楽しめるし、お腹も満たしてあげるんだ。
仲間が食べられてしまうときは残念だけど、花だから仕方がない。
でも時折思うことがあるんだ。手足があったらどんなにいいかなって。
きっとたくさんの仲間たちと一緒に、ぼくたちしかいないところに行くんだろうな。

●アート

アート、なんと良い響きだろうか。美意識の高い吾輩にぴったりである。
今日も手に感性をはたらかせ、意のままに筆を滑らせる。うむ、良い作品だ。
「あんたっ、洗いたてのシーツに何してんだい!このスットコドッコイッ」
悲しいかな、我が妻には吾輩の類まれなる芸術が理解できないようである。

●アートタイプ

老人と若い娘がいい争っている。近所でもあることで評判な祖父と孫だ。
「お主とわしではアートタイプが違うんじゃ。いちいち口を出すな」
「そうじゃなくて、何でも横文字にすればいいってもんじゃないって言ってんのよ」
つまるところ、わけのわからないボケと王道なツッコミで有名なのである。

 

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