Twitter小説 その295

●違法(いほう)
法に背く、ということは、この私に対して牙を向く、ということだぞ。
わかっているのなら話が早い、ここで死んでもらうとしよう。誰かいないか。
な、何をしているお前たち。何故私を捕らえるのだ。反逆したのはあっちだ。
「陛下に対する暗殺を企てたのは、裁判長。あなたしょう。問答無用ですよ」

●遺宝(いほう)
あのじいさん、ガラクタばっかり残して。少しは値打ちのものないのかな。
お、あの箱は厳重にくくりつけられてるけど、何なんだろう。玉手箱じゃないよね。
ん、紐がかったい。誰が縛ったんだろ、太いから動かないのかな。よっと。
よし、開いた。汚ったない紙キレだな、一体何が書かれてるんだろ。

●威望(いぼう)
あの方は生まれながらにカリスマがあるのだろう。誰もが恐れおののくからな。
まさに神が宿ったと言われても不思議ではない。そばにおられるだけで身がしまる。
だが、肉親にはとてもお優しいんだよ。優しい笑顔で接しられている。
お傍にお仕えしているからわかることだ。あの方は戦など望まない。

●いぼばった(疣飛蝗、疣蝗虫、疣蝗)
あ、バッタだ。この種類のは地面にいると見分けがつきにくいんだよなあ。
ほら、身を隠すために進化したってやつだよ。食われないようにさ。すごいよな。
名前は体にちなんで付けられたんだと。いまググったらそうでてきた。
お前も調べるクセをつけたほうがいいぞ。後々役に立つし勉強になるし、さ。

●いぼはなざる(疣鼻猿)
一匹捕まえれば全身使うことができるから、重宝されているんだよ。
とくにこの辺りは平地に比べて植物が育ちにくいからさ。これで上着もつくるし。
ああ、血肉は薬や食料に使えるんだ。君のいたところと違うだろうね。
そりゃそんだけ目をまん丸にしてればわかるって。生活が全然違うんだろうから。

 

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