Twitter小説 その292

●威風(いふう)
幼い頃はおどおどされていましたが、立派になられたものですね。ふふ。
失礼。懐かしく思いましてね、こんなときに不謹慎ですが。想像もしていなかった。
あなた様は心優しい方ですから。だから嬉しいのですよ、覚悟を背負われて。
及ばずながら私も尽力いたします。あなた様の為に命をかけましょう。

●異風(いふう)
異様な雰囲気のような気がするけど。感覚がおかしくなっちゃったかな。
ほら、どう見たって普通の人間じゃないでしょ。透き通ってるし。うわ~。
コントロールが大変だわ、よくできるわね。え、慣れれば大丈夫なの。
そういうものなのね。はあ、一難去ってまた一難って、このことなのかしらね。ふう。

●遺風(いふう)
幼い頃の環境っていうのは、後生残るって言うのは本当のことだな。
どんなに長く生きていても、その根本は変わらない気がするんだ。ずっとね。
だからだろう。周りにああいう態度をとってしまうのは。直したいんだけどね。
どうにしても、人が人である以上、逃れられないものなのかもしれないね。

●いぶき(伊吹、息吹、気吹)
ほお、緑の炎、ね。面白い表現だが、あながち嘘でもないな。詩人か君は。
冗談はさておき。問題はそれらの木だということだ。使いがいるんだったな。
木々を意のままに操る、か。厄介なことになったな、これでは進めないぞ。
できれば話し合いをしたいんだが。席を設けてもらえるように頼んでみよう。

●息吹(いぶき、気吹)
まるで風のようだな。呼吸がぴったりすぎて、逆に怖いぐらいだよ。
双子なら何となくわかるが。いかに幼馴染とはいえ、これほど合わせられるとは。
大したものだ、ここまで来るのに普通なら二十年ぐらいはかかるのだが。
だが、慢心するなよ。足元をすくわれることだってあるんだからな。気をつけろ。

 

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