Twitter小説 その269

●遺伝
この配列が及ぼすのなら、ここを替えればいいはずだ。こうしてっと。
よし、これで完了だ。試しに起こしてみろ。ふむ、やはりそうか。よしよし。
強化するには、この辺りに獣のDNAを埋め込めばいいようだぞ。報告を。
こうすれば我々の言うことを聞くキメラの誕生だ。歴史的快挙だ、とても素晴らしい。

●遺伝暗号
この配列を覚えておけ。今後、一番重要なことを調べる基本となるはずだ。
しかし王は何を考えておられるのか。人体実験で兵を強化されるなど。
だが、命令は命令だ。科学者としての興味もある。しかし、気が重いな。
いったいいつになったら平和に役立つ実験ができるのだろう。望むだけ無駄なのか。

●遺伝学
この交配がこうなったのであれば、おそらくこれとこれは。ふむ、成程な。
どうもこの種だけ特殊なようだ。まるで他種を拒んでいるかのように、な。
見てみろ。この植物だけは必ず失敗するんだよ。他のは問題ないのに。まさか。
意識を持っているなんてことはないか。脳があるわけでもないのだから。

●遺伝学者
異を唱えた学者さんがいてな。それで我が国に協力してくれてるんだよ。
しかもたった一人で立ち向かったのだから、大した根性だよ。命を張ってるんだから。
こちらとしても、あの国の残虐さを見過ごすわけにもいかないし。
それに今のうちに潰しておかないと、大変なことになってしまうだろうからな。

●遺伝子
生物に不可欠な要素だからな。これを解明すれば生物史もわかるというものだ。
しかし、人間が解明するには、あまりにも時間がなさ過ぎる。そこで、だ。
私は知恵をつけたい。だから、交換条件といこうじゃないか。提案、ともいえるな。
私に永遠の命を。その代わり君には体を創ってあげよう。約束だ。

 

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