Twitter小説 その264

●一発屋
さあさ、これからが本当の勝負だよ。今まで負けてたのは意味があるのさ。
あはは、ほら吹きとはいただけないね。言われてもしょうがないと思うけど。
一発逆転、ってのは地の底にいる状態からのほうが楽しいだろ。な。
ほら、見てみろ。賭けた数字がでただろ。これが魔術師と言われるゆえんなのさ。

●一半
ぼくたち、ふたごなんです。これ、どうしようか。そうだ、はんぶんこ。
兄はそう言って私に半分渡してくれたんですよ。ほら、それがこれです。
ですが、二十年以上前に行方不明になりましてね。それ以来になりますか。
お互い老けたものです。ですが、お変わりないようで良かった。本当に、良かった。

●一般
全ては平等、ねえ。見方によっては、性別がある時点で不平等ではないかな。
ま、私は哲学には興味なくてね。それよりも楽しく遊んだほうがいいと思うが。
ほら、頭でっかちはつまらないだろう。そういえば身近にいたっけかな。
まあいいさ。彼は彼なりにこもって勉強するのが楽しいらしいからね。

●一般式
うわ、でたよ。頭痛のタネその一が。もうカンベンしてほしいんだけど。
こんなん覚えたって使わないじゃんよ。まだ暗算のほーがいいってば。
経験ねえ。誰でも経験できることって意味あるのかな。右ならえ右、みたいな。
方程式が解けなくたって、料理ひとつ覚えりゃいいもん。そっちが役に立つし。

●一般法
あなたの行為はどう見ても適応範囲外ですよ。よくもいけしゃあしゃあと。
まったく、悪知恵が働くのは昔からですね。今回は許すわけにはいきません。
考えてもごらんなさい。あなたのせいでどれだけの人間に迷惑かけているのですか。
我が家系法その三十二を適応します。しばらく部屋で反省なさい。

 

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