Twitter小説 その262

●一調
またずれたぞ。しょうがないな、もう一度最初からやり直そうか。いじけるなよ。
妙な癖があるみたいだから、それさえ直れば問題ないって。ほら、バチもって。
本番まで時間がないからな。急いで仕上げなきゃお客さんに悪いだろ。
そうそう、できるまでやればいいんだよ。ちゃんと付き合うからさ。

●いつつ
まさかここまでたどり着くとはな、いささか侮ったか。まあいいだろう。
俺の楽しみが増えたってモンだ。ここを通るなら力を見せてみな。いいツラだ。
悪いが手加減はしないぞ。お前に失礼だからな、初めから全力で来い。
その程度か。やはりここまできたのはマグレだったようだ。出直してくるんだな。

●いつつご
五人の命が宿りしとき、世界に破滅が起こる。そういう伝説があってね。
王妃様が五つ子を身ごもられたらしくて大騒ぎさ。政権でも争うのかねえ。
どうでもいいけど、あたしら庶民の生活はどうなるんだか。それが一番心配だよ。
確かにそうだな。誰が継ごうと、生活が豊かになればそれでいいのだろう。

●一手
これを扱えるのは私だけだ。いだが、助けてくれるのなら教えてあげてもいいぞ。
その言葉に乗せられ、俺は今の師匠を助けた。本当は殺さなきゃいけなかったのに。
でも、公開はしてないんだ。伝説の錬金術が手に入るなら、な。それに。
噂ほど悪い人間じゃなかった。デマにもほどがあるってことだよ。

●一定
普通の生活を望む、か。そのフツウとやらはどの位なんだ。人によるだろ。
誰もが環境次第で全てが変わるものだ。つまり、あいまいな定義ってことだよ。
それに何の意味がある。結局は権力者に踊らされ、食いつぶされるだけだぞ。
こちら側に来る気は。なら色々と教えてやろう、世界を変えるといい。

 

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