Twitter小説 その261

●逸走
はあ、ようやく止まってくれたか。いったい何が起こったんだか。どれどれ。
ブレーキは壊れてないし、機械の異常もない。しかも踏み切りは正常運転。
どうなっているんだ。そして、ここはどこなんだ。何で雪国が常夏になってる。
マンガの世界じゃないんだからカンベンしてくれよ。本当にどこなんだ。

●一帯
この区域全体はもはや捨てるしかないな。ここで兵を失うわけにはいかない。
ようやく盛り返してきたところなんだ、潰されるわけにもいかないだろう。
とはいえ、あの大軍を相手にはできん。そこで諸君たちは一度散り散りになってもらう。
もちろんその後参戦するかも任せよう。今は生き延びるように。

●逸脱
奴らの力は異常だ。見かけたら決して戦わないように、逃げるんだ。いいな。
生きていれば、いつしか反撃できるときが来る。そのときまで耐えるように。
そういった師匠は、私をかばって死んでしまった。後で実の父だとわかったが。
この平和な風景を見たら、あなたは何とおっしゃるでしょう。父さん。

●一致
全てを一致させるのは至難の業だ。だから、少しずつ合わせていくといい。
誰も初めからはできないからな。私も時間がかかったし、他もそうだぞ。
そんなに焦らなくても、時間はたっぷりとあるんだから、落ち着けって。
わかったわかった、お前の心意気は十分伝わってるから。基礎が大事なんだから。

●一朝
突然いなくなるってのは、よく聞く話だが。とくに朝が多いような気がする。
あくまで聞いた話だぞ、日の出とともにいなくなるってよくいうじゃないか。
まあ、どういう場面でそうなったのかまでは知らないがな。区切りはないし。
時間帯よりも、表現なんじゃないか。夜が明けると始まるって感じでさ。

 

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