Twitter小説 その260

●一身
肉体は精神を入れる器に過ぎない。なら、精神が穢れていれば、どうなるか。
あ~あ、眠い。力を高めるためらしいんだけど、集中できないわよ。ふう。
あいたっ。竹刀で殴られたし。わかりましたよ、ちゃんと気を静めますって。
雑念を払ううんぬん言われてもね。まず足の痺れを何とかしたいんだけど。

●一神教
絶対唯一の存在、ね。これも地域によって形成されるから面白い。
ある場所では、神全体を統べるのは一人のみとされ、ある地域ではそうじゃない。
思考の違いはあれど、根本は似通っていく。つまり、人間の奥底は同じなのだろう。
「食事を持ってきたが。とりあえず休むことも覚えたほうがいいぞ」

●一身上
言葉を都合よく使うのは構わないが。後で大変なことにならなければいいな。
考えてもみろ。その言葉はちゃんとした理由が必要になるだろ。どうする気だ。
ま、自分のことは自分で考えるんだな。ガキじゃないんだからさ。
そう言ってくれたおかげで、オレははっきりと目が覚めたよ。ありがとう。

●溢水(いっすい)
このままだと民に被害が及ぶ。すぐ避難させるように指示を出せ。
ふふ、これで最低限の荷物を持って逃げ出すだろう。ここからが我々の仕事だ。
まったく、お天道様々だぜ。これで俺たちは大儲けできるってもんよ。
「はたしてどうかな。真に天候を操る者の仕業だとしたら」
背後に何者かが立っていた。

●一曹
まだまだだ。ここではあの人の元には行けない。作戦も参加できないだろう。
早く出生したい。どうすれば手柄を上げて昇級できるのだろうか。う~ん。
もちろん、正規な方法で、だ。他人を蹴落としてまで上り詰めても、な。
ああ、ここがあの人がいる建物か。必ずその背中に追いついてみせますよ。

 

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