Twitter小説 その26

●愛妾

愛妾 (あいしょう)と妻の喧嘩が絶えない。原因は私にあると言われるが。
彼女ら曰く、私の真の愛情は自分にある、とのこと。これには困った。
私からすればどちらも大切で愛しいのだ。優劣があること自体おかしいが。
女たちはそうはいかない。さて、今日はどのように取り繕えばいいのやら。

●愛誦

上手くなるには日々の鍛錬が欠かせない。どの分野でも同じだろう。
私はリズムにあわせて愛誦(あいしょう)し、踊りにも磨きをかけている。
「物騒だからちっと離れて踊るか、剣を置いて踊るかどっちかにしろ」
何をいうか。通称、剣の舞いは、ちゃんと練習しないと腕が落ちるというのに。

●哀情

哀情 (あいじょう)まみれの私は思い切って髪を切ったの。スッキリしたわ。
何があったのかは想像に任せるけど、昨日まで泣いていた私とサヨナラよ。
数ヶ月たって立場が逆転したときは、もうマンガのお嬢様みたく高笑い。
ざまあみろってのよ。今更あんたなんか用済み。新しい世界に旅立つわ。

●愛嬢

私にはたくさんの子供がいる。実子もいるが大半は親元を離れている。
女の子の割合が多く、愛嬢 (あいじょう)たちは年齢に応じて行動を決めているようだ。
今日も騒がしいが、元気に掃除や下の子の面倒などをしてくれる。
基本、放任しているが、子供は気がつけば成長しているとつくづく思う。

●愛情

愛情の伝えかたは様々だ。言葉や動作など表現方法がたくさんある。
ただ、どんなに文明が進んでも相手が感情のある生き物であることは変わらない。
以外に忘れられていることが多いが大切なことだ。
何かを伝えたいのなら、まず相手のことを思いやり、話を聞いてもらえるように持っていくことだ。

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