Twitter小説 その257

●一佐
なるほど。道理でガッチリした感じだったわけだ。いや、見た目じゃなくて。
物腰だよ。油断ならない感バシバシだっただろ。敵に回したくないね。
お前も噂は聞いてるだろ。あの人が反乱を企ててるって嘘を。知らない。
上の人間がうっとうしく思ってるんだとよ。優秀だから疎まれるんじゃないの。

●一切
命の価値は平等かもしれない。でも、存在価値は人による、か。面白いな。
徳を積んだ人間は確かに天へと昇りやすい。だが逆は地獄の落ちる、か。
まあ、今まで見た通りだな。別に誰がどうなろうと知ったことじゃないがな。
いちいち一個人まで見ていられるか。自分のことは自分でするしかないんだよ。

●一昨昨日(いっさくさくじつ、さきおととい)
なんだか紛らわしいな。ああ、誤字じゃなくって三日前ってことなのか。
ほうほう。そうだ、確か、オミオツケっていう言葉もそうだったよね。重ねるの。
よく考え出したモンだよ。どうやったらこういう風に考えられるんだかな。
タイムマシーンがあったら、是非見てみたいよ。文字が完成した経緯をね。

●一昨昨年(いっさくさくねん、さきおととし)
三年前かあ、何してたっけ。学校生活と夜の活動と、両立してたような。
目標も何もなかったわね。ただ、言われるがままに動いてた感じだし。
それじゃあ何も解決しないってことがわかったのよ。みんなのおかげでね。
今度は私が恩返しをする番だわ。どうすれば力に慣れるのかしら。考えないとね。

●一昨年
オレが中学にあがったときだったかな。このままじゃダメだって思ったんだ。
理由は説明できなかったけど、何となくそう感じたんだよ。カンてやつでさ。
案の定、今そうなってるんだ。命がかかっちゃって、ヤバイことになってる。
でも、友達が助けてくれてたことにも気づいたんだよ。感謝しないとね。

 

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