Twitter小説 その255

●一貫性
初めから上手くいくことなんてない。ましてやこんな混戦状態なら、なおさらだ。
だが、手探り状態でも進まなくてはならない。この国を平和にするために。
あの侵略者から国を、いや、世界を守らねばならない使命の元に生まれたからね。
さあ、奴を倒す方法を一緒に考えてくれるね。頼りにしているよ。

●逸機(いっき)
あの時に勝負をかけておけばよかったな。保身に回ったのが間違いだった。
まだ取り返しがつくからよかったものの、この損失は大きい。どうするか。
挽回には時間がかかるぞ。失った兵糧などの補充も必要だし、はてさて。
おっと、急いで考えないとこの場も危ういな。誰か妙案を唱える者はいないかな。

●一挙
よく見ればわかる。細かい動きだが、ところどころに品があるだろう。
あれは作法を仕込まれた人間の動きだ。雰囲気も違うし、只者じゃないだろう。
わからないのであれば、言葉遣いや周りにいる人間をよく見るといい。
それで大体のことはわかるものだ。人間の言動は、内から来ているのだからな。

●いつくしみ
人を愛するって、こんなにも暖かくてつらいものなのだな。不思議と温かい。
疎まれることには慣れていたが。おかしなものだ、死んでから気づくなんて。
だが、もう、誰かと触れ合うこともないだろうな。良いことだと思う。
私が関わると命を落としてしまうなら、遠くから見守ったほうがいいだろう。

●一穴目(いっけつもく)
今ではあまり使われていないけどね。カモノハシ目のことだよ。それにしても。
こんな巨大なカモノハシが地球上にいるはずない。ってことは何だ、ここは、だぞ。
地球じゃなくって別の星ってことか。どういうことだ、俺はいったいどうしたんだ。
まさか異世界じゃないだろうな。漫画じゃないんだぞ。

 

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