Twitter小説 その253

●一連
成程、そうう流れになってるわけか。どうりで連中の動きが早いわけだな。
あちらもついに組んだということは、これからもっと熾烈になるだろう。だが。
チームワークならこちらのほうが圧倒的に上だ。後は俺たちがフォローすればいい。
とくに問題ないだろう。ただし、弱いところは気をつけるように。

●一六銀行(いちろくぎんこう)
銀行のことじゃないよ、隠語だよ。昔よく使われていた言葉でね。
今のように気軽に行ける場所じゃなかったんだよ、銀行って。だからさ。
まあ洒落でいってたんだけど。質屋って露骨に口にするといろいろとね。
現代もお金のことを人前で話すのはタブーになってるだろう。で、この言葉が生まれたんだ。

●いっぱい
これはこれは。随分と活気があるじゃないか。悪い意味だけどね、まったく。
大方、忍び込んでいる人間を食おうとして集まってきてるようだね。どれどれ。
かわいい女性だとうれしいんだがね。声をかけて少し遊ぼうと思うんだけど。
おやおや困ったものだ、人間ごときに吸収されるとはね。弱いねえ。

●厳(いつ)
最弱とはいえ、これでも五人のうちの一人なんでね。その程度じゃ話にならん。
さあ、どうするんだ。喧嘩を売ったのはそっちだろう。怖気づいたのか。
相手を選ぶんだな。こちらも暇じゃないんだ、手間をかけさせないでもらおうか。
時間が惜しい、かかってくるといい。来ないならこちらから行くぞ。

●イツァ語
とある半島で話されている言葉だったかな。生で聞いたことはないけどね。
何かの書物で読んだんだよ。あの扉を開けるには言葉と一族の血が必要なんだって。
つまり、あの秘法を手に入れるのは実質不可能なんだよ。何せ外界と関わらないから。
他の方法がないか探してみよう。無駄かもしれないけど。

 

その252へ  Twitter小説TOPへ  その254へ
全体一覧へ

公開時点での最新作はコチラ

スポンサーリンク


<メルマガ>
人を動かす文章術
文章について、日頃考えていることを発信しています

最新作速達便
新作品をいち早くお届けします。

<Facebookページ>
個人ページ お気軽に申請してください♪

電子書籍とPodcastのすゝめ

望月 葵の総合情報発信現場

<Podcast>
ライトノベル作家・望月 葵が伝える、人をひきつけ動かす文章の力
東京異界録(ライトノベル系物語)

<電子書籍>
各作品についてはこちら

コメントする

Please Login to Comment.

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

error: Content is protected !!