Twitter小説 その243

●一尉
ほお、陸海空の三強が揃ったのか。それは由々しき事態だな。ふふふ。
何を笑っているのかって。それだけ我が国が危機なのだろう。笑わずにいられるか。
貴殿らは気がついていよう。もはや国など存在しないことに。どう考える。
ああ、頼んでいたワインが来たな。さあ、一緒に飲み交わそうじゃないか。

●いちいがし(一位樫、櫟樫)
ああ、懐かしいな。まだ元気に生きているんだね。さすがに傷はないかな。
昔、あの辺りまで登ったことがあってね。いや、私じゃなく妹がだよ。
当然すごい騒ぎになってね、降りられなくなってわんわん泣いていたっけ。
あの敷地内だけが平和なんてありえないだろう。だから私は剣を取ったんだから。

●一一(いちいち)
今起こっている事柄は決して無関係なわけじゃない。長い時間の中でそう感じる。
それは人でもモノでも変わらず起きている、ということだ。何かを悟るために、な。
しかし気づかぬ者が多い。大いなる力が目の前にあるというのに。
まあ、仕方がないだろう。目の前のことにだけとらわれていては、な。

●一員
あの子たちには内緒だが。彼女も我らと共に来ることを承諾してくれたからな。
私としても助かるし、ありがたい。あの子を理解し支えられるのは、君だけだろう。
手がかかって申し訳ないが頼んだよ。その前に、力をつけないとね。任せてくれ。
ただ、かなりきついことになるが覚悟はできているかな。

●位置エネルギー
この石はあの場所になければ、ただの石っころだ。宝石でも何でもない。っとに。
誰だよ動かした奴は。原理も知らないで勝手に持ち出しやがって。あ~あ、もう。
こりゃ数百年は太陽にさらさないと力が戻らないじゃないか。どうすんだよ。
しょうがない、疑似太陽を創って何とかするしかないな。はあ。

 

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